中年サラリーマンが杜の都仙台を中心に美味しくて心に染みる食材や料理店を求めて食べ歩きます。休日には畑を耕し、食材の調達に海山にも出ることも。
サエモン@みちのく仙台〜美味究真〜
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カテゴリー: 未分類
▼最近3ヶ月の記事の中から、自分なりに選んだ「おすすめ Best 5」です。
順位はともかく、これから定期的に更新してまいります。
最新の記事はこれらの下↓にありますので是非ご覧になって下さい。
【春の味覚わかめしゃぶしゃぶ】
三陸は養殖ワカメの一大産地。2月になると新ワカメの
収穫が本格化します。これのしゃぶしゃぶが最高に美味。
塩蔵品とはまったく違うシャキシャキ感を味わいます。
【絶品アンコウの共和え】
名取市閖上の魚屋さんで手作りのアンコウの共和えを
発見しました。さっそく、買い求めて熱燗で頂きます。上質
な白身とコクのある肝味噌が一体となって、、、もう、陶酔。
【チリワインとジビエの夕べ】
大先輩が南米チリ土産のワインと国産のジビエをご馳走
して下さいました。選りすぐったチリワインの赤に鹿や猪の
野生の味がよくマッチしました。
【豪華 国産牛とたらば蟹のしゃぶしゃぶ】
ちょっと贅沢して、国産牛とたらば蟹のしゃぶしゃぶに行
って参りました。国産牛もさることながら、たらば蟹を前に
全員、目が@@。この時とばかり、鱈腹頂きました。
【さいちの秋保おはぎ】
秋保の温泉街に全国的に有名なった小さなスーパー、
さいちがあります。ここのおはぎは遠くからもわざわざ、
買いに来る方もいるくらいの美味しさです。
このブログは今年10月から12月まで実施される
仙台・宮城デスティネーションキャンペーンを微力ながら応援します。
便利なジャンル別インデックスを
更新しましたのでご利用下さい(08/03/20)。
| 生鮮・加工食材名 | 料理・食品名 |
▲ 恐れ入りますが、クリックしてそれぞれのインデックスにお入り下さい。
春の味覚 コゴミの胡麻和え
カテゴリー: 料理:山菜・筍・茸
実家が福島の山間の知人からコゴミをたくさん頂きました。実家のお袋さんが山で摘んで一箱送ってきたそうです。コゴミはクサソテツ(草蘇鉄)という多年生シダ類の若芽のことですが、葉先がゼンマイのようにクルクルと丸まっていて、食べた時のしっかりとした歯応えが魅力です。まとまって生えているので、群落を見つけると収量があがります。また、山菜としては珍しくアクも強い香りもありません。従って、調理する際にアク抜きが要らず、野菜感覚で扱えるのも人気の理由です。
ざる一杯頂いた福島県産のコゴミ。
摘んできたばかりの時はこのように焦げ茶色の削り節のような鱗片が付着しており、よく洗って取り除きます。
よく見ると小さな葉っぱがくるくると畳まれている様子がわかります。右は我が家の伸びきってしまったコゴミ(クサソテツ)です。

我が家のクサソテツはあまり肥沃でない所に植えているので、葉先の直径も1円玉くらいですが、今回頂いたのは500円玉くらいの大きさがありました。
さて、今回はこのコゴミを定番の胡麻和えで頂きます。茎の硬い所を折り取ってよく洗ってコゴミをさっと茹でます。
折角の歯応えがなくならないよう、注意ながら茹でていきます。硬さが決まったらすぐに笊に揚げ、冷水で余熱を取ります。
次に煎った白胡麻を擂り、それに醤油と味醂で調味して和え衣を作ります。

甘さは好みで加減して下さい。私は隠し味に芥子をほんの少し入れるのが好きなんです。
和え衣には食べる1時間位前に混ぜ合わせます。
和えてから長時間置くと水分が出てきて衣が薄まります。
出来上がったコゴミの胡麻和えです。
日本人に生まれて良かったという月並みな言葉しか出てきませんが、その通りなんです。
今晩はお酒を抜いて、健全な夕餉です。
コゴミの胡麻和えの他は細君が用意した鱈と豆腐のみぞれ煮、春雨の中華風サラダ、蓮根と人参の金平カレー風味です。
毎年、季節ごとに旬の食材をかっちり食べておかないと何かやり忘れたようで落ち着かないのです。食材の旬とはその地域の日本人が一番美味しく、また、体に良いと経験的に学んできた食べ頃のことです。冬期間の保存食はともかく、季節ごとに自然に出回る山菜や野菜を選んで食べていくのが食の原則です。
今頃になって地産地消が取り上げられていますが、贅沢になり過ぎ、健康にも支障が出てきた日本人の食生活を少しでも修正できて、自然にも負荷をかけすぎない日本本来の農業に戻すことができれば良いのですが。
【大和町】伊藤かりんとう専門店
カテゴリー: 紹介:パン・菓子
先日、色麻町のかっぱの湯に浸かりに行った帰り道、大和町でどうしても寄ってみたい所があり、少し遠回りしてきました。何でも、田圃の中にある小さなかりんとう屋さんあって、そこのかりんとうがめっぽう美味いそうな。飲兵衛親父でも絶賛するくらいの甘みが抑えられた上品な味とか。しかも、バリエーションが7種類とも9種類とも言われ、様々な味が楽しめるらしいのです。
さらに、池袋にある宮城ふるさとプラザコ・コ・みやぎにも置かれているという逸品らしいのです。興味津々で代かきの始まった田圃添いの道を走ります。
大和町の田圃から七つ森とかりとう屋さんのある方面を望みます。

4号線から大和インター方面に入り、インターを過ぎたらすぐに左折します。川を渡って、競輪の場外車券場過ぎたら、今度は右折して山沿いに走ります。途中、こんな所にかりんとう屋さんがあるはずないという不安に何度も駆られますが、ひたすら走ってください。やがて、右手に小さな看板とお店が見えてくるはずです。
一般の民家(農家)の玄関先にある小さなプレハブですが、伊藤かりんとう専門店と書かれています。

初めは目を疑いますね。東京でも販売され、隠れた名品としての誉れが高い伊藤かりんとう専門店がどう見ても農道の無人野菜売り場にしか見えないのです(失礼)。しかも、誰もいません。不用心だなぁと思いつつ、店内を見渡すと、呼び出し用のブザーがありました。
ブザーを鳴らしても誰も来てくれないので店内を観察します。噂どおり7〜8種類のかりんとうがカゴに並べてありますが、売り切れもありました。七ツ森かりんとうというのが正式のようです。

そうこうしているうちに、農作業姿のお母さんが駆けつけてくれまして、大変恐縮されておりました。
一袋が300円なのですが、あるものを全種類買うわけにもいかず、迷っているといいもの発見。

小割れ(壊れ)かりんとうの袋詰めです。しかも、ほぼ同量でたったの100円。これはお得ですよ。無造作に油性インクで、しょうが、みそ・ピーナッツと書いてあります。結局、普通品のあじしお味と小割れの3種類(味噌とピーナッツはミックス)計4種類を500円で買うことが出来ました。
帰宅後、渋い緑茶を用意して試食会の開催です。まずは、あじしお味から行きます。
あじしおって、化調が使われているわけではありません。石巻市万石浦の伊達の旨塩を使っているそうで、ほんのりと甘塩っぱいのが実にいい感じ。本当に味付けがほんのりなんです。なにせ甘いものが苦手な私でも食べられるのです。生地も軽く、まさにスナック。今、流行の塩スィーツのかりんとう版ですね。
続いて、みそ味です。大和町吉岡にある吉田屋さんの仙台味噌を使っているそうです。
これも、甘塩っぱいタイプですが、芳醇な味噌の香りが郷愁を誘います。塩味とは違って、濃厚な香りが鼻に抜けますが、味付けは至って爽やかです。こういう味のかりんとうは初めての経験です。
次はしょうが味です。国産のしょうがを摺って糖蜜に加えています。
この味はよくありますね。いわゆる生姜糖の懐かしい味です。生姜の香りが全体をすっきり引き締めて、微かな辛さがよい刺激となっています。しょうがの香りとかりんとうの相性がこれほど良いものかと初めて認識させられました。
最後はピーナッツ味ですが、これは本当に小割れで小片しか入っていませんでした。
ピーナッツはもちろん国産で、千葉県八街市のものを使っているそうです。砕いたピーナッツをまぶしたかりんとうは他でも市販されていますが、こちらでは粉末にして糖蜜と絡めてあります。従って、口の中でピーナッツの味が弾けるように飛び出すのではなく、ほんのり、ふんわりと溶け出してくる感じです。
伊藤かりんとう屋さんの七ツ森かりんとうは全部で9種類あるらしいです。仙臺みそ味、みそキムチ味、ごま醤油味、昔ながらの黒糖味、純黒糖味、あじしお味、ピーナッツ味、しょうが味、酒粕入りみそ味(万葉かりんとう)のラインナップで、今回はこのうちの4種類を味わいました。どれも、軽い食感と味付けでついつい食べ過ぎてしまう危険性があります。^^次回は気になるみそキムチ味や酒粕入りみそ味にも挑戦してみましょう。
田圃のなかの小さなお店で作られたかりんとうですが、品があって十分都会でも通用する秀逸さがあります。このような地元で頑張っているお店は郷土の誇りです。大切にしていかなければなりませんね。ちょっと気になったのですが、小割れが詰めてある袋に塩竃市佐浦町の吉岡屋と印刷してあるのですが何でだろう?
↓
後日、電話で確認したところ、元々、塩竈の佐浦町のお店でかりんとうを製造販売していたのですが、そちらのお店を閉めて、大和町に移転したそうです。以前使っていた袋が大量に余っているので、小割れには活用しているとのことでした。あるものを無駄にしない利活用、大歓迎です。^^
伊藤かりんとう専門店
- 所在地 :宮城県黒川郡大和町落合報恩寺竹沢下43-1
- 電話 :022-345-3494
- 営業時間 :8:00〜17:00
- 定休日 :不定休(要確認)
- 駐車場 :自宅入り口に1台もしくは路駐
夏野菜の苗を植えました
カテゴリー: 未分類
子供が大きくなってからは、GWにはもっぱら庭の手入れと家庭菜園で時間を費やします。以前は果敢にも行楽地に出かけて、渋滞に巻き込まれたものですが、いまではよい思い出です。
今は白藤の花がよい香りを放っています。ツツジも満開。

来月にはサツキも見頃を迎えるでしょう。
山から運んできたシャガも上品な花を咲かせています。
子供の頃からこの花が好きだったんです。林の中で遊んでいる時でも、この白くて綺麗な花には見入ってしまいました。山里から移植して15年になりますが、どんどん増えて裏庭を乗っ取られそうです。
一年に一度、池の水も取り替えます。魚たちもリフレッシュ。
小さな池ですが、庭に水面があると心が落ち着きます。
さて、今年も夏野菜の苗を色々買ってきました。コリアンダーとロケット(ルッコラ)は種から育てます。

今年は何を植えようかとプランニングしている時も楽しいですね。連作障害も考えながら、作付計画を立てています。
家庭菜園の定番、ナス・トマト・キュウリです。


これらの他にピーマン、シシトウも栽培が容易で毎年植えています。シシトウは最近流行の万願寺唐辛子に嵌っています。
これらは何の苗だかわかりますか?


正解は左からオクラ、ニガウリ、バジルでした。
新鮮な野菜が毎日食べられる喜びは何物にも代えられません。しかも完全無農薬の有機栽培ですから野菜も強く育ち、美味しさも格段なんです。初収穫の日が楽しみです。
山で見つけたマイクロ・マウス
カテゴリー: 未分類
食べ物の話題でなくて恐縮なんですが、先日、裏山を犬の散歩で歩き回っていた時の話です。今年のGWは前半が穏やかだったのに、後半は雨や風の日が多かったですね。それでも気温は着実に上がってきており、山の散歩も一汗かくようになってきました。
山桜も終盤を迎え、若葉とのハーモニーが素晴らしい。山里ではミツバツツジも満開です。

春と初夏が同時にやってくるのがみちのく春の特徴です。ミツバツツジ類は本来関東以西の分布ですから、たぶん、誰かが植えたのでしょう。それとも宮城県が北限のトウゴクミツバツツジでしょうか?
散歩の途中、日頃おとなしい癒し系の愛犬が突然狂ったように山道の落ち葉の中に鼻を突っ込んで何かを探し始めました。雌犬のフェロモンの反応とは違い、狩猟モードに入ったみたいに目が本気です。
その時、落ち葉の中から小さな毛玉がコロコロと犬の足元をくぐり抜け、山道の反対側に身を潜めたのです。「今のは何だろう?」トトロの真っ黒くろすけ・・・いや黒くない。ケセランパサランか・・・・いやそこまで毛足が長くない。
大きさはパソコンのマウスよりはるかに小さく、ホワイト餃子くらいか。いや、すし哲の握りくらいだったかも。とにかく、生物であることは間違いない。ただ、頭のデータベースからはすぐに出てきません。
犬が臭いが移動したのにやっと気付いて、反対側の落ち葉を探り始めたその瞬間、「キッキッー」と、か細い悲鳴が聞こえましたので、ハッと思い慌てて犬の鼻先にいた小さな毛玉をすくい上げました。遅れていたら一回ぐらいは噛み付いていたかも知れません。
手の中にいたのは、この子でした。恐怖で丸まって毛玉のようですが、ちゃんと手足、目もあります。可愛いねぇ。

愛犬は必死に私の体に飛びかかります。そ、それ、俺が見つけたんだぞ!独り占めするな。と言わんばかり。毛玉は手の中で震えています。ネズミのようですが、本当に小さい。こんな生き物が身近なところに住んでいるんですね。感激しました。いくら私でもこれは食べません。^^ 犬を遠くにくくりつけ、道から離れた落ち葉の中にそっと帰してやりました。愛犬は散歩から帰ってもずっと不機嫌でした。
あとで調べてみましたら、どうやらヒメネズミのようです。平地から高山までの森林に住んでいる小型ネズミでドングリなどの木の実を食べているとか。結構、普通に見られるそうなんですが、夜行性なのでいままで出会う機会に恵まれなかったのでしょう。自然の残った森林にはこんな可愛い在来動物も住んでいるんですね。
伝統の味 ミンク鯨の刺身
カテゴリー: 料理:鯨類
昨日、スーパーの鮮魚コーナーに珍しく刺身用のミンク鯨がありました。鮮やかな色合いから冷凍物ものではなく、生のようです。これには衝動を抑えることができませんでした。ちょっと奮発して掌ほどの大きさのものを買ってしまいました。
ミンク鯨は長須鯨(ナガスクジラ)と同じく髭鯨ですので肉質が上質です。ちょっと、解説しますと、鯨の仲間は大きく分けて、髭鯨(ヒゲクジラ)と歯鯨(ハクジラ)に大別されます。髭鯨類は大きな口をペリカンのように開けて餌を海水ごと吸い込み、口の周囲に生えた櫛のような髭の隙間から海水だけを排出して餌を飲み込みます。
一方、歯鯨はマッコウクジラが大王烏賊(ダイオウイカ)と戦っている映像をご覧になった方もあるかもしれませんが、主食のイカをかぶりついて捕食します。なお、成体の体長で4m以下の歯鯨類をイルカと呼んでいますが、きっちりとは分けられないようです。
刺身用のミンク鯨です。きれいな赤身ですね。

これの竜田揚げも美味しいのですが、今回は少量なので刺身で大切に頂きます。
盛り付けてみました。薬味にはよくおろし生姜や大蒜(ニンニク)が添えられますが、大蒜は強すぎるように思えます。

私は生姜の他、おろし玉葱を絞ったもので食べるのが好きです。ミンク鯨の優しい味わいにはこの程度の香りで十分です。大蒜だと口の中がすべて占領された感じになります。
まずは、玉葱おろしで頂きます。
これが、美味しいんです。ミンクの持ち味を壊さないで軽やかな新玉葱の刺激が美味しさを引き立てます。
定番の生姜でも行きますよ。
玉葱に比べると、生姜の主張が強すぎるように感じます。やはり、鮮度のよい刺身に対して、きつい香りの薬味は失礼ですよ。^^ 今回はトイと呼ばれる脂肪層が付いていなかったので、さっぱりとした赤身本来の味を楽しみましたが、トイがある場合は薄切りにして赤身と一緒に食べ合わせると、トロの味わいになりますよ。
日本では大型鯨は10世紀頃から小型鯨はそれ以前から食料として捕獲して、有り難く利用してきました。脂だけを利用する欧米の近代捕鯨と違って、日本では1000年以上、骨や内臓まで徹底的に活用してきたのです。それに伴って、鯨に関する様々な食文化や伝統工芸が醸成されてきました。200海里内の鯨はその国の資源として大切に管理し、持続的に利用していくべきだと思いますが、どうでしょう。鯨が可愛い賢いという理由で神聖視され、野生の鹿や兎やカンガルーが食用として利用されている欧米の実態はダブルスタンダードとしか言いようがありません。
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