年越しは牡蠣そばと牡蠣天ざるで

カテゴリー: 料理:麺類

 本日は大晦日、泣いても笑ってもあと数時間で2008年です。


 今年は3月にブログを初めてました。以来、皆さまに励まされながら、なんとか続けることができ、知らないうちに10万アクセスを超えることもできました。ありがとうございました。来年も皆さまの役に立ち、仙台そしてみちのくの食を広く伝えることができますように頑張りますので、ご支援よろしくお願いいたします。


 ここ数日、新年のお節料理の準備に追われていましたが、なんとか今日の昼過ぎには完了しました。その後、お年取りの料理を手短に整えます。夜には年越しそばも食べますので、お節料理の味の最終確認も兼ねて、それらを少しずつつまみながら、吟醸酒をちびちびやります。

 


 今日のお酒は宮城県栗原市金成の萩野酒造の純米吟醸酒萩の鶴です。芳醇な香りが鼻を吹き抜けます。
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 今年はサプライズがないであろう紅白歌合戦に飽きたら、そばを拵えます。今年の年越し蕎麦は2種類作ってみました。美味しい牡蠣が手に入りましたので、温かい牡蠣そば牡蠣の天ざるです。

 


 毎度お馴染み鳴瀬の牡蠣です。水が全く入っていないので、旨味が薄まりません。
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 鳴瀬川河口は元来、良い牡蠣が作れる海域として関東方面にも有名ですが、今年は特に身入りがよく甘味も強くて良い出来となりました。これから春にかけてさらに美味しくなっていきます。

 


 牡蠣そば用の牡蠣は酒、みりん、醤油でサッと煮て、ぷっくらしたら取りだしておきます。この煮汁に通常のそばつゆの素とだしを加えて調製します。
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 牡蠣は煮すぎても美味しくないのですが、だしも出てもらわなければならないので、いつもより少し加熱します。

 



 さて、ここで葛藤が、、、そばは二八の細切りの生そばと挽きぐるみの田舎そばを用意しています。さて、どっちを牡蠣そばに選ぶか。
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 思案の挙げ句、牡蠣そばには二八、天ざるにはガッチリした歯応えの田舎を選びました。

 

 

 茹でたてのそばをつゆに入れ、牡蠣とセリと柚子を乗せて牡蠣そばの出来上がりです。
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 三つ葉でも良いと思いますが、そばにはセリの香りがよく合うように思えます。牡蠣、セリ、柚子の香りが一体となって素晴らしい風味です。

 

 



 続いて、牡蠣の天ぷらを揚げます。牡蠣はキッチンペーパーでよく水気を拭き取り、粉を振ってから衣をつけます。揚げ立てを食べたいのでそばを茹でている間に揚げてしまいます。
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 牡蠣の他にもエビとレンコンも添えていますが、今日は牡蠣天がメインということにします。

 


 そばは生麺をタップリのお湯で茹で上げ、キリッと冷水で締めます。天ぷらを添えて牡蠣天ざる頂きます。
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やはり、田舎そばは噛みしめるほどに味が出ていいですね。ツルッと喉越しを楽しむそばではありませんが、ガッツリそばを堪能した感じです。

 


 今年も残すところ数時間、来年は少し健康にも気をつけて生活したいと思います。体が弱っては食べ物も美味しく感じませんからね。^^



 ご参考までに鳴瀬の牡蠣なら

 

 有限会社 奥松島かき鮮
       
       所在地  :東松島市大塚字長浜(東名カキ処理場そば)
       電 話        :0225-88-2897
 

 

 

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ササニシキの米麺でタイ式焼きそば(パッタイ)

カテゴリー: 料理:麺類

 先日、美里町の花野果市場(前日の記時)に立ち寄った際、ササニシキで作られた米麺を見つけました。米の麺というと中国のビーフン(米粉)、ベトナムのフォー、タイのクイッティオが有名ですが、日本では米作と同時に小麦や蕎麦も栽培されるため、麺類は専ら小麦粉や蕎麦粉で作られてきました。



 戦後、中国の焼きビーフンが日本でも普及し始め、テレビでもCMが流れる時期もありましたが、大流行することなく日本の食生活の一部に片隅に落ち着いた感があります。日本人はそばでもうどんでもコシのあるものを好みますので、ボクボクとした食感のビーフンは麺類の主流にはなれなかったのでしょう。



 ですが、私はタイの米麺の焼きそば、パッタイが大好きです。タイの米麺クイッティオは日本のきしめんのように平たいのですが、その幅によりセンヤン(幅広10mm)、センレク(中幅3mm)、センミー(極細1mm)に区分されています。パッタイにはセンレク、センヤンがよく使われます。


 

 ササニシキで作られた米麺。タイのクイッティオ(センヤン)の生麺と言ったところでしょうか。
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 クイッティオは普通、乾麺で市販されていますが、これは乾燥しておりません。表示上の品名は米粉麺平めん(半生)となっており、原料はササニシキの粉と馬鈴薯澱粉だそうです。これでパッタイを作ったらどのような味わいになるか楽しみです。

 


 タイのクイッティオ(センレク)とササニシキ麺との見た目の違いです。
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幅の違いはともかく、クイッティオは米麺の乾物なので透明感があります。

 


 パッタイの材料ですが、米麺の他、豚肉、海老、卵、厚揚げ、タクアン、ニラ、もやしが具となり、ピーナッツと乾しエビ(オキアミで代用しました。)をトッピングします。タクアンは意外かも知れませんが、タイにもチャイポーという似たような食品があります。
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 調味料はナンプラー、砂糖、タマリンド、鶏ガラスープを使います。タマリンドはアフリカ原産のマメ科の高木で世界の熱帯域で栽培されています。この実のサヤの中にあるにある甘酸っぱいペースト状の果肉が使われます。これは梅干しの酸味と似ていますので、梅干しをペースト状にして湯を加え、砂糖で甘みを付けて代用します(右画像の右)。鶏ガラスープ(右の左)は濃縮して冷凍しておいたものですが、市販の粉末でも結構です。


 作り方ですが、最初に中華鍋で溶き卵を炒め、8割方火が通ったところで取り出しておきます。続いて、豚肉、海老を炒め、茹で上げた米麺を加えて、ナンプラー、梅干し汁、鶏ガラスープで調味した後、炒り卵、ニラ、もやしを混ぜ合わせて火を止めます。ニラともやしはほとんど生で構いません。味付けは薄目にしておきます。


 

 トッピングのピーナッツと乾しエビを散らして、出来上がり。
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 各自が卓上で、ナンプラー、チリビネガー、粉唐辛子、砂糖で味を足しながら食べるのでタイ式です。砂糖をかけるのに抵抗があるので、ビネガーに予め溶かしておきます。


 

 比較のためにクイッティオ(両画像とも左)でもパッタイを作ってみました。
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 両者を比較しますと、ササニシキの米麺の方が、モチモチとした食感とコシがあり、数段美味しく感じました。米粉に澱粉を加えているために、小麦粉の麺のような弾力すらあります。これは日本人好みですね。



 

 このササニシキの米麺も汁麺だけではなく、このような食べ方も紹介しながら販売すればファンが増えるのではないでしょうか。ビーフンやクイッティオが苦手な人でもこれなら美味しく頂けるはずです。

 



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【美里町】咲耶姫で鶏汁うどん 

カテゴリー: 料理:麺類

 先日、涌谷町に出張の帰り道、美里町で地場物産販売所を見つけました。花野果(はなやか)市場というそうで、新鮮な野菜や果実が安く買えます。

 美里町(旧南郷町)の花野果市場です。交差点の北東角にあり、駐車場は広々として入りやすいです。
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 野菜や果物の他に地元で作られたお菓子やお惣菜も多数並べてありました。昼時ではなかったので入りませんでしたが、小さな食堂もあってすいとん定食やはっとう等地元の郷土料理が食べられます。


 目に止まったのがこれ。咲耶姫という生ウドンなのですが、とても美味しそうです。1袋120gで100円です。
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 地元美里町で作られたウドンだそうで、どういう意味かわかりませんが「ぺろっとパック」が気になりました。そういえば、ウドンや麺類のことを地元の年配の方が「ぺろ」と言っていたような記憶がありますな。


 今日は雪もちらつく寒い日なので、温かい汁ウドンが食べたいところですが、初めてのウドンなんので冷やでコシを確かめてみます。でも、つゆだけは熱にしましょう。で、冷蔵庫の中と相談して決定したのが鶏汁うどんです。要するに鴨汁の鴨がないので鶏にしただけです。


 まず、手羽元をじっくりと炒りつけていきます。脂が出てきますのでこれでネギとエリンギも炒めておきます。
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 鶏はもも肉でも良いのですが、骨からはダシも出るので手羽先や手羽元をよく使っています。


  
炒めた鶏は麺つゆを割った汁でさらに小一時間に込みます。ネギの青い部分と生姜の薄切り数枚も加えます。
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 市販の麺つゆは加減を誤ると甘くなりすぎることがあるので要注意です。煮込むうちに半量ほどになりますので、それを予測して割って下さい。煮込むうちにつゆはどうしても少し濁りますが、美味けりゃ佳しとしましょう。

 

 出来上がった鶏汁うどんです。キリッと締まった麺に旨味たっぷりの温か鶏汁、寒い日でも美味しく頂けます。
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 鶏汁には、柚子の皮や柚子胡椒、七味唐辛子などが合います。



 この麺は澱粉が加えてあるので、やや透明感があります。熱々のつゆに冷たいウドン、この出合い誰が思いついたんだろう。
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 この食べ方はウドン本来のコシを活かしたまま温かい汁を楽しめる優れた料理と言えそうです。生ウドン咲耶姫もコシと透明感がなかなかよい感じです。




美里町農産物直売所 花野果(はなやか)市場


  • 所在地  :宮城県遠田郡美里町練牛字六号12
  • 電話        :0229-59-1320
  • 営業時間 :10:00〜19:00
  • 定休日    :第2・4水曜日
  • 駐車場    :あり

 


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ニョッキのグラタン作りました

カテゴリー: 料理:麺類

 ランチで焼き野菜ワイン(前記事)を楽しんでいるうちに、ムクムクとイタリア熱が高まり、晩飯もイタリアンにしようと思い立ちました。要するにワインを飲み続けたいだけなんですが。


 ワインが入ってしまったのでもう車で買い出しに行けません。そこで常備している食材で簡単に作れるものと考えを巡らして、思い当たったのがニョッキです。ニョッキとはフレッシュパスタの一種で、マッシュしたポテトに粉を練り合わせ、茹でた物です。イタリアの家庭では、スパゲッティと同じように様々なソースで食べられています。晩飯なのでこれをグラタンにして少し豪華さを出して見ようと思います。

 

 まず、ジャガイモを茹でて皮を剥き、マッシュにします。それに同量の粉を混ぜて良く練ります。
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 分量は4人分でジャガイモ小3個(大2個)、強力粉、塩、ナツメッグです。ジャガイモは綺麗に潰れなくても構いません。歯触りに変化あって面白くなります。粉は全体が耳たぶくらいの硬さになるように加減して下さい。入れすぎると硬くなりますし、少ないとフワッとして美味しいのですが茹でる時にばらけやすくなります。



 生地を親指くらいの太さに伸ばして、2.5cmほどに切っていきます。これに指を押しつけ、指の型を取るようにしてシェルマカロニみたいな形にします。続いて、塩を入れた熱湯でニョッキが浮き上がってくるまで茹でます。
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 要するにソースが絡みやすい形にするのですが、グラタンの場合はあまり気にしなくても大丈夫。さらりとしたソースの場合は、フォークの背中を転がして、ギザギザを付けたりします。茹で立てをすぐに食べない場合は、良く水で冷やして、オリーブオイルを少量絡めておくと互いにくっつきません。



 さて、今夜はニョッキをグラタンにしますので、ベシャメル(ホワイトソース)を作ります。普通、このソースは粉をバターで炒めて作りますが、我が家にはバターが常備されていません。もう何年もバターなしの生活です。それでも、ベシャメルも作りますし、パイ生地も作ります。マーガリンも使いません。オリーブオイルか落花生油でやってます。ベシャメルの作り方は人により様々ですが、私は超手抜きです。でも、失敗がありません。

 

 手抜きのベシャメル作りの大公開です。
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 やや深めの鍋に油を敷き、薄力粉を半カップほど炒めていきます。決して焦げ付かないように弱火でやって下さい。粉はやがて砂のようにサラサラになってきますから、暖めた牛乳を500mlほど一気に入れて下さい。少しかき混ぜて粘りが出てきたら、ここで手抜きのハンディミキサーが登場します。


 これは鍋の中でも使えるので大変便利。どんなダマが出来ようとも30秒ほどで滑らかなペースト状になります。今まで腕力にものを言わせて、ひたすら掻き混ぜていた時より、プロ並みの滑らかさが汗をかかずに得られます。



 ただ、一つ欠点があり、まだ粘りが出る前にミキサーの歯が水面に出ると牛乳の飛沫が周辺に飛び散ります。そのため、フライパンではなく、深みのある鍋を使って、牛乳も一気に入れて深さを確保しています。それでも深さが足りない時は鍋を傾けて対応します。


 

 

 ベシャメルの仕上げと具材の組み込みです。
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 牛乳で好みの濃度のソースとなりましたら、調味していきますが、バターを使わなかった分、チーズでコクを出します。チーズはナチュラルでもプロセスでも構いませんが、入れすぎるとチーズ味になってしまいますので、あくまで補助的に使います。塩胡椒で味を決めて出来上がりです。なお、ナツメッグはニヨッキの方に入っているので、ソースには入れません。


 さて、グラタン皿に組み込んでいきますが、今日は豪華に炒めた鶏胸肉とタマネギを下にしきます。その上にソースを伸ばして、ニョッキを並べます。最後にベシャメルで表面を覆ってパン粉とタイムの葉を振りかけて、オーブンに入れます。焼く時間は200℃で30分くらいです。



  所々がこんがりと焦げて見るからに美味しそう。まだ、グツグツ言ってます。
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 中はトロトロ、慌てて食べると火傷しそうなくらい熱々です。
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 ニョッキはポテトと粉の配合割合で様々な口当たりのものを作り出せますので、用途に応じて使い分けています。そういえば、ヴェネト州のご家庭でいただいたニョッキはなんとタラの身をほぐして、粉で練ったものでした。


 これは忘れがたい美味しさで日本で再現しようと何度も挑戦しているのですが、いまだに納得のいくものが出来ていません。今年もタラのシーズンに入りましたので、ぼちぼちトライしてみます。






 【ハンディーミキサーについて】stickmixer.jpg

 フードプロセッサーを使うほどの量でない場合、つまりカップ1〜2杯を擂り潰したり攪拌したりする時にはこのマシンが大変便利です。特にマヨネーズレバーペーストビシソワーズバナナシェイクなどが少量でも気軽に作れますし、後片づけも楽に済みます。調理中の鍋の中で使ったり、一人分をコップで作ってそのままテーブルにといったことも出来るのが魅力です。

 各社から似たような製品が出されています。中でもスイス製のバーミックスが高性能のようですが、値段も高くなります。私はマルチシェフの
スティックミキサーを永年、愛用してますが、特に不便は感じません。用途別の替え刃が4種類とふりかけ用のミルも付いてますし、最近は価格も一万円以下で購入できるようです。
 なお、電動の泡立て器もハンディーミキサーと呼ぶことがありますのでお買い求めの際はご注意下さい。

 



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バジルの香り満載ジェノベーゼ(レシピ)

カテゴリー: 料理:麺類

 バジルが青々と繁っております。毎年、バジルの香りを長く楽しむためにバジルペーストを拵えています。バジルのペーストはイタリアではペストPestoフランスのプロバンス地方ではピストゥPistouと言って、パスタに和えたり、香り付けとして様々な料理に使われます。

 
 青々としたバジルと市販のバジルペーストです。
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 基本の材料はバジルの葉とニンニク、オリーブオイル、塩なのですが、これに松の実やパルメザンチーズ、アンチョビー等が適宜加わります。松の実は独特のヤニ臭さがあって、香りも深くなりますが、高価なので惜しみなく使えません。そこで、様々なナッツ類で試したところ、カシューナッツやクルミでも遜色がないことがわかりました(分量は下記)。



 今日は基本材料の他に松の実とカシューナッツとパルメザンチーズ(粉末)を使います。
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 以前は擂り鉢でゴリゴリ気長に潰していたのですが、今はスティックミキサーでウィ〜ンと作ってしまいます。



 最初に附属のミルでナッツ類を粉砕します。僅か数十秒で油が浮くくらいに摺り潰せます。
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 右の画像ではまだ粒々が残っているように見えますが、一度粉状になったナッツ類が油で再びくっついて塊になったものです。



 続いて、ミンサーで葉っぱもニンニクも丸ごとすり潰します。オリーブオイルを垂らしながら、上下に突くようにしてペースト化します。さらに、粉砕したナッツ類とパルメザンチーズを混ぜ合わせます。
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 最後に塩胡椒で味を調えますが、パスタソースとして用いる場合は小さじ一杯のペーストで1人前のパスタが調味できるくらいの塩味に調製します。

 

 

 保存の際は熱湯で滅菌したビンに気泡が混じらないようにぎっちり詰めます。
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長期保存(数ヶ月)する場合は上部にオリーブオイルを注ぎ、空気に触れないようにしてから蓋を閉めて冷凍して下さい。

 


 出来たてのバジルペーストをさっそく頂いてみましょう。



  まずは、なんといってもバジルの香りをダイレクトに味わうジェノバ風スパゲッティSpaghetti al pesto genoveseです。北イタリアの町ジェノバの伝統料理です。
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 バジルペーストをスパゲッティ1人前(乾100g)当たり小さじ山盛り1杯をボールに取り、茹で汁で少々で溶かしておきます。これを茹で立てのスパゲッティに和えて出来上がりです。鮮烈なバジルとニンニクの香り、パルメザンのコクとナッツ類の円やかさが一体となって実に濃厚です。純粋な生の香りは市販の瓶詰ペーストとは全く別物です。一度ペーストを作っておけば、食べたい時に15分で完成します。




 続いて、プロバンス風のバジルスープ Soupe de Pistou Provencal です。卓上でバジルペーストを乗せましょう。少しずつ溶かして味の変化を楽しみます。basil9.jpg
 作り方は玉ねぎ、人参、トマト、いんげん、じゃがいも、ズッキーニ等を賽の目に切って、ニンニクとともにオイルで炒め、白インゲン豆を加えてことことスープストックで煮込みます。これにパスタを加えれば具沢山なミラノ風ミネストラになります。ですが、今はまだ暑さ真っ盛り、爽やかさが欲しいので野菜類を一切炒めず、その代わりベーコンを加えて脂とダシ替わりにしました。さらにスープストックは用いず、水で煮込み始めます。味付けも塩胡椒で軽めにします。これにバジルペーストを落とすことにより、香りとコクも加わってちょうど良い具合になります。

 

 夏の香りバジルをペースト化することにより長期間楽しむことができますが、あまり季節外れな香りは旬のありがたさを忘れますし、興ざめですね。また、来年の旬味を待ちわびて暮らすのも悪くはないものです。


【出来上がり200cc分の材料】
      ・バジル 30g(葉40〜50枚)
      ・松の実(またはカシューナッツ) 40g
      ・ニンニク 10g
      ・粉パルメザンチーズ 15g
      ・オリーブオイル 100cc
      ・塩
      ・胡椒


 


【スティックミキサーについて】stickmixer.jpg
 フードプロセッサーを使うほどの量でない場合、つまりカップ1〜2杯を擂り潰したり攪拌したりする時にはこのマシンが大変便利です。特に
マヨネーズレバーペーストビシソワーズバナナシェイクなどが少量でも気軽に作れますし、後片づけも楽に済みます。調理中の鍋の中で使ったり、一人分をコップで作ってそのままテーブルにといったことも出来るのが魅力です。

 各社から似たような製品が出されています。中でもスイス製のバーミックスが高性能のようですが、値段も高くなります。私はマルチシェフの
スティックミキサーを永年、愛用してますが、特に不便は感じません。用途別の替え刃が4種類とふりかけ用のミルも付いてますし、最近は価格も7千〜9千円で購入できるようです。





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サンマルツァーノでナスのスパゲティ

カテゴリー: 料理:麺類

 このところの暑さはトマトに好都合のようで、完熟トマトが毎日収穫できてます。このトマトはソース用に栽培しているイタリアのサンマルツァーノ種です。
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 収穫が続いているナスと組み合わせてスパゲッティを作ります。バジルの香りも忘れてはなりません。
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 ニンニク、玉葱、ハム(ベーコン)は全て微塵切りにして炒めていきます。玉葱が色づいてきたら粗微塵に切ったトマトを加えて煮込んでいきます。ナスはニンニクオイルでサッと炒めておきます。
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 炒めていくうちに水分が出てきますが、さらに30分ほど煮込むと水分も飛んで濃度が高まってきます。水は一滴も使いません。
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 ハム(ベーコン)からも旨味と塩味が出ているので、塩少々と胡椒で味を調えます。仕上げにバジルの微塵切りも加えます。


 出来上がったナスとトマトのスパゲッティ Spaghetti con melanzane e basilico al pomodoro です。畑から出発してジャスト45分でした。
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 このソースには市販のもののように澱粉が入っていないので、水分自体は比較的サラッとしています。そこでソースの固形分を別の器に取り出し、鍋に残った液状のソースで茹で上がったスパゲッティを和えます。これを皿に盛り付けて、ナスをトッピングしてから、ソースの固形分を上からかけて完成です。この方法はイタリア人の旧友から教わりました。



 フレッシュトマトで作ったソースは混じりっけなしの純粋な味です。南米からヨーロッパに渡って改良に改良を加えられて現在の姿となったトマトPomodoro。このトマトがなければ、イタリアのパスタも今日のように発展しなかったとさえ言われています。

 

 



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自家製麺で鶏つけ麺を作る その2

カテゴリー: 料理:麺類

 自家製麺による鶏つけ麺に挑戦しましたが、麺のイメージ、鶏白湯スープのインパクトが思っていたものより弱く感じました(その1)ので、残った生地とスープですぐに改良を加えます。麺をもっとゴツくして、スープもこれに対抗できるように強化します。
 


 麺の伸ばしもパスタマシンのダイアル1とし、一番厚く(約4mm)仕上げます。
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 通常、この厚さは麺を伸ばしていく最初の段階であり、引き続いてダイアルを変えながら薄く仕上げていきます。こんな厚い麺で大丈夫かという不安が過ぎります。この厚さですから、当然、カッターの幅は6mmを選択するしかありません。一体どんな麺になってしまうんだろう。



 これが打ち終わった極太麺です。ハッキリ言ってうどんの領域ですね。
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 打ち終わってから粉をはたいて、よく揉み込みました。こうすることによって、縮れが付いて汁の絡みが良くなるのです。



 8分ほど茹でて、水洗い後、盛り付けてみましたが、キリンジ(仙台のつけ麺専門店)のより太いかも知れない。
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 付け合わせは半熟香味卵、サヤインゲン、プチトマトです。



 これに付けるのは、手羽元を2時間煮込んだ鶏白湯+煮干しスープに醤油と味醂で濃いめに味を付けたものです。
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 で、肝心のお味は?


 うん!! これです、これです。この感じのつけ麺をイメージしていたのです。うどん並みに太くなってしまいましたが、卵麺なので噛み負けすることはありません。かん水使った低加水麺だと歯が立たないかも知れませんが。


 ボクボクとゴツい麺ですが、濃厚な鶏骨煮干しスープが負けておらずに双方を引き立ています。これ正直言って、かなりいい線行ってますよ。






 家庭でもかん水なしでここまでできるんだと、少し自信が付きました。この太さだと手打ちでもそれほど難なくできますが、生地の状態によって、厚さや太さを均一かつ即座に変えることができるのはマシンならではことです。自家製パスタはもちろん、自家製麺のうどんやチャンポン麺も我が家の自慢です。これらも徐々に紹介して参ります。

 

                         鶏つけ麺 その1 を見る





 
  
パスタマシンについてtukemen0.jpg
 上記のように、パスタマシンがあれば、長い麺棒を振り回さなくても麺類が簡単に打てて、ご家庭でも自家製麺を気軽に楽しむことができます。私のマシンは10年以上前、1万円くらいで買ったと記憶していますが、楽天↓で検索をかけると、延べ300点余りの商品がアップされており、価格もピンからキリまであります。
 中にはオークションじゃないかというような価格のものもありますが、使ってきた経験から、厚さは少なくても7段階以上カッターもできれば、2mm・4mm・6mmの3種類があった方が良いと思います。なにせ、10年以上は楽に使えるマシンなので、どうせ持つならイタリア製をお薦めします。 


        ▼ 先頭ページの検索でパスタマシンを入力してください。 


                






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