春告げ食材 ふきのとうを頂きます

カテゴリー: 料理:山菜・筍・茸

 我が家の小さな庭で蕗の薹(ふきのとう)を見つけました。毎年、きちんと春の訪れを知らせてくれます。自分で植えたのではないのですが、家を建てた当時、頂いた茗荷の株に紛れ込んできたようです。庭のふきのとうが顔を出すようになると、その2週間後くらいに山のふきのとうが収穫時期を迎えますので、良い指標になるのです。

 


 庭の片隅に顔を出したふきのとう。春を告げる食材です。そう言えば、朝、今年初めてウグイスの鳴き声も聞きました。
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 ふきのとうはフキの花蕾で、つぼみが開くと中から薹が立って花が咲きます。フキよりも苦みが強いのですが、待ち遠しい春の味覚です。この苦みが胃腸に良い作用をもたらすらしく、冬眠から覚めた熊はふきのとうを飽食するとのことです。冬眠中に鈍った胃腸に喝をいれるためか、それとも雪解け直後で他に食べる物がないのか、よくわかりせんが。

 

 


 大小併せて、10個ばかり採れました。初物ですので、ありがたく頂きましょう。
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 山でたくさん採ってきた時は、ふきのとう味噌を作るのですが、今日はこの数ですから、何にしましょうか。

 

 


 さんざん考えて、やっぱり定番の天ぷらと味噌汁の薬味になりました。
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 料理していてもキッチンに春の香りが立ちこめます。やはりこの香りを嗅がないと春の実感が湧きません。

 

 


 春の味覚 ふきのとうの天ぷらです。油で苦みも和らいで、食べやすくなります。これには天つゆや塩より醤油がよく合います。
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 この爽やかな香りと苦み。毎年、これが楽しみなんです。天ぷらネタとして、自分の中でベスト3に入ります。まだ開いていない堅い蕾より、開きかけたものの方がカリッと揚がって美味しいですよ。丸いものは上から切れ目を入れて揚げましょう。

 

 


 続いて、海の春告げ食材フノリと豆腐の味噌汁にふきのとうの細々を散らしました。
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 普段の味噌汁が見(味)違えるように、春の逸品になりました。天ぷらを撮影している間に沸いてしまい、フノリが溶けかけたので、後から足しています。怪我の功名で、納豆汁のようなとろみが加わり、これはこれで美味しい味噌汁となりました。

 

 

 


 ふきのとうは近年、栽培物もあるようですが、基本的には早春の味覚です。これが一年中出回るようになったら、興醒めです。季節ごとに旬の食材が出回るのを楽しみにしながら暮らすのって、経済的にも環境的にも健康的に精神文化的にも良いことの方が多いと思うのですが、如何でしょう。

 

 


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