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【御城下探訪:鉄砲町~二十人町】志のぶ支店のワンタン麺

カテゴリー: 外食:ラーメン

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 仙台駅の東口に 残された戦前の街並みが都市計画でどんどん消えていきます。この街にほのぼのとした美味しい中華そば屋さんがあります。この店の一番人気はワンタン麺です。このお店も来春には移転するそうです。

 

 


 

 

 本日は都市計画事業で日に日に昔が消えつつある鉄砲町二十人町を歩いてみます。現状を記録に残しておきたいので、少し長くなります。お急ぎの方はスクロールしてワンタン麺からどうぞ。なお、本日の出発点はX(エックス)橋です。橋を背にして、東を眺めています。
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 ご承知のようにX橋は東北本線により分断された東西の幹線道を繋ぐために、大正10年(1921年)に架けられました。でも、この橋の正式な名称を宮城野橋と言うことを知っている人は少ないですよね。

 


 

 

 

 

 

 X橋から東側の左枝道に降りていくと鉄砲町の通りになります。
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その名の通り、鉄砲町は藩政時代に鉄砲足軽衆が配置された町で、平行する二十人町とともに城下の東の玄関口であり、守りの拠点でもありました。

 


 

 

 

 

 

 

 鉄砲町の辻標と足軽町の氏神様であります和光神社です。
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 神社は団結の拠り所でもあり、いざという時の集合場所にもなったそうですが、太平の世では専ら稽古場としても使われていたようです。

 

 

 

 

 

 

 

 早坂陶器店さんです。昭和初期の建物とか。
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 戦災から焼かれなかったこの一帯には、このような貴重な歴史的建造物が残っています。これも都市計画で取り壊されてしまうのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 昔はどこの家庭でもあった味噌や梅干しの瓶や蚊取り線香の豚君並んでいます。陶器の枕は今でも使う人がいるのでしょうか。
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 なにか掘り出し物が見つかりそうな予感がしますね。今度ゆっくり来てみましょう。でも、それまでここにあるのだろうか。

 

 
 

 

 

 

 

 

 途中ですごい幅の道路が鉄砲町を分断しています。近年できた都市計画道路宮沢根白石線です。
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 左の図の突き当たりが国道45号線です。右に南下すると現在、連坊小路まで続いています。

 

 

 

 

 

 

 

 ほどなく、鉄砲町は45号線に行き当たります。そこに仙台市の保存樹木である大きなサイカチの木があります。
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 昭和50年に樹齢約200年ということですから、この木が芽生えたのは安永4年(1775年)です。仙台藩主は八代 伊達齊村、江戸では杉田玄白や平賀源内が活躍していた頃です。

 

 

 

 

 

 

 

 サイカチの木から南に折り返し、二十人町の東端に出ます。この辻標の向かいが榴ヶ岡公園となります。
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 広い道から急に狭い二十人町に入り込むと空き地がかなり目立ちます。

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 こんな旅館を見つけました。 
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 もうやっていないようです。周りは空き地ですからね。

 

 

 

 

 

 

 

 鉄砲町の和光神社と同じように二十人町にも矢先神社があります。
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 このような歴史のある氏神様は都市計画上では保存されるのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 ここは二十人町の中ほどにあるクランクカーブです。
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 このカーブは北側の和光神社とも繋がっていますので、防衛上の意味合いが合ったのでしょう。

 


 

 

 

 

 

 

 道端の看板にこの地区の都市計画図が示してありました。
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 すごいですね。榴ヶ岡公園北側の幅広い道路が二十人町を貫き、X橋を渡って、広瀬通に直結するようです。

 

 

 

 

 

 

 鉄砲町、二十人町を周遊して西端の東八番丁近くまで戻ってきました。
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 いたがき本店さんはとても活性があって、お客さんも次々やってきます。沼田種苗店さんのなまこ壁に長い年月を感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 いたがき本店さんと沼田種苗店さんの間にある中華そば屋さんと言えば、、、
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 そうです。多くのファンに支えられている志のぶ支店さんです。

 

 


 

 

 

 

 メニューは中華そばを基軸にトッピングでワンタン、メンマ、チャーシューに変化します。
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 寡黙ながらも優しい目のご主人です。語り口調も本当に静かです。

 


 

 

 

 

 

 

 はい、これがこの店の一番人気、ワンタン麺です。
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 澄んだスープに黄色いワンタン、太いメンマに美味しい煮豚。どれも申し分なし。同じ志のぶでも本店とはかなり違うんですね。

 


 

 

 

 

 

 この麺も特徴的です。私には少し柔らかく感じましたが、茹ですぎというのではなく柔らかい麺なのですね。
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 冷や麦作ったにゅうめんのような感じです。スルスルと何の抵抗もなく入っていきます。体が優しいものをわかっているようです。

 

 

 

 

 

 

 このワンタンは、麺とは違って強さがあります。皮も自家製なんでしょうか。もの凄くコシがあります。
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 噛みしめると粉の味がします。喉越しだけのワンタンとは根本的に違います。

 

 

 

 

 

 今回は街並みがなくなりつつある鉄砲町二十人町を歩きましたが、昔がなくなる切なさを痛く感じました。新しい都市作りの中にも仙台が誇る伊達な街の名残は残してもらいたいものです。なくなりつつある街で昔ながらの味を続けている志のぶ支店さんも来春には移転するそうですが、幸い現在地の近くです。町は変貌してもこの町の伝統とエスプリは護っていきたいですね。

 

 

 

 


志のぶ支店

 

  • 所在地  :仙台市宮城野区二十人町110
  • 電話        :022-256-3282
  • 営業時間 :11:00~19:00
  • 定休日    :火曜日
  • 車場    :あり(店の東側手前の空き地)

 

 

 

 

 

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