稲庭うどんの「ふし麺」と「折れ麺」を楽しむ
カテゴリー: 料理:麺類
先日(6/22)、仙台市役所前の市民広場で秋田県湯沢雄勝広域キャンペーンが開催されており、秋田の物産が即売されておりました。
もしかしたら、あれがあるかなとチェックすると、、、、、ありましたよ。
秋田に出張に行くと必ず買ってくる稲庭うどんのふし麺(180g150円)と折れ麺(400g300円)です。

要するに、南部煎餅でいえば、耳やこわれを集めたもので、これはお買い得ですよ。きちんと束ねた稲庭うどんなら一束180〜200gで500円は下らないですからね。特にふし麺はうどんとはまた違った歯応えが楽しめます。
ここで、ふし麺とは何かもう少し説明しておいた方がよいでしょう。お急ぎの方は次の画像までスクロールして下さい。
うどんの製法は大別すると、切り麺と手延べ麺になります。現在は機械製麺が主流となり、手延べと機械製麺が対比されることが多いのですが、原理的には切るか延ばすかとなります。切り麺はそばもそうですが、いわゆる手打ちのことです。一方、手延べ麺は稲庭うどんや素麺の製法で、生地を細長く延ばした後、機織りのように2本の棒の間に掛け回し、時間をかけて延ばしていくものです。なお、ラーメンの手延べは短時間に手だけで延ばすので、異なる製法となります。
稲庭うどんの場合は、引き延ばす過程で平らに伸すので、断面はきしめんのようになります。その後、乾燥させ裁断して完成となりますが、この時、棒に張り付いていた肉厚の部分がふしで、裁断の過程で折れてしまい、規定の長さに出来なかったのが折れです。従って、どちらも風味は稲庭うどんと何ら変わりはないのですが、ふしは肉厚でU字形となり、細長いうどんとは全く異なる食感となります。
さて、調理する前にふし麺(左)と折れ麺(右)のアップを載せておきます。

折れ麺は長さこそ不揃いですが、基本的には稲庭うどんなので普通に頂きます。ふし麺はうどんというよりショートパスタとして扱ってみます。
茹で上げたふし麺に肉味噌をかけて、ボロネーゼというか、盛岡じゃじゃ麺風に作ってみました。
挽肉を生姜と一緒に炒め、酒と味醂で溶いた味噌を加えて肉味噌を作ります。必須アイテムの胡瓜の千切りを盛り合わせます。
当然、こうやっていただきます。ぺろんぺろんとした食感が堪りません。
鶏蛋湯もやりたいところですが、ちょっと肉味噌が足りなかった・・・
折れ麺はぶっかけうどんにしました。夏の定番ですね。
冷たい汁を張って竹輪天、南瓜天、大根おろし、青葱、海苔、レモンを乗せました。涼味抜群!! 稲庭うどんの滑らかな食感は讃岐うどんとは対極にあるように思えます。
どちらも同じ稲庭うどんから生じた副産物と規格外商品ですが、全く異なる料理となりました。このような稲庭うどんの楽しみ方が出来るのも産地に近い所に住んでいる特権でしょう。
もちろん、きちんと製品化された通常の稲庭うどんも美味しいのですが、このように勿体ないから来る食材の有効利用は大切にしたい習慣ですね。
← 奮戦中です。こちらもよろしくお願いします。
▼ お求めの際は、「稲庭」もしくは「いなにわ」を入力。お得な切れ端麺も
販売してます。


コメントの投稿