仙台銘菓ふじや千舟の支倉焼き
カテゴリー: 紹介:パン・菓子
仙台の銘菓といいますと、現在は菓匠三全の萩の月が一番人気のようですが、子供の頃、東京に住んでいた時分は仙台の親戚から送ってもらう白松がモナカ、玉澤本舗の九重、そして、今回、ご紹介しますふじや千舟の支倉焼きがMy御三家だったように記憶しています。
この中でも支倉焼きはフレッシュバターや卵も使ってあって、和菓子でありながらも洋菓子の雰囲気もあり、当時としては珍しさも手伝って一番好きな仙台土産でした。
支倉焼きの支倉は伊達政宗の家臣である支倉六右エ門常長に因んだとのこと。彼は伊達政宗の命を受け、大型の帆船サン・フアン・バウティスタ号を建造し、慶長18年、牡鹿半島月ノ浦を出港しました。目的はローマで法王パウロ五世に謁見することで、太平洋を横断し、二年後には見事このミッションを完遂しました。
復元されたサン・フアン・バウティスタ号です(石巻市渡波)。

支倉焼きの創製者である先代の佐藤長清さんは東西交流の開拓心をこの銘菓に込めたのでしょう。ふじや千舟ではこの半世紀、支倉焼き一本に絞って作り続けてきました。
ここは三越地下の販売店です。本店を含め、県内に8店舗あります。なお、工場は愛子にあるようです。

左は支倉焼きを形成する時に用いる木型です。
支倉焼きはこのように一つ一つ半透明の紙に包まれています。包装紙の文字が朱色かグレーで書かれており、子供の頃、支倉焼きには2種類あるものだと思っていました。

いくら食べ比べても違いが見つかるはずはなかったのですが。^^
バターと卵たっぷりの皮でクルミの入った白餡が包まれています。

原料は表示によると、小麦粉、砂糖、バター、ショートニング、全卵、バニラ、牛乳、水飴、クルミ、白餡(白いんげん)です。材料から見てもかなり洋の雰囲気が強いです。
今でも、手作りで木型を使って形成しています。オーブンでの焼き時間も15分と短く、そのため、焼き色も薄く生地がしっとりとしています。洋風の生地に和風の餡、コーヒーにも緑茶にも合いそうです。
ふじや千舟 本店 ← 通販もあります。他店舗もここから。
- 所在地 :仙台市青葉区中央4-7-18
- 電話 :022-222-5305
- 営業時間 :8:00〜19:00
- 定休日 :毎月第一・第三日曜日
- 駐車場 :なし
仙台三越店(地下1階)
- 所在地 :仙台市青葉区一番町4-8-15
- 電話 :022-263-0038
- 営業時間 :10:00〜20:00
- 定休日 :なし
- 駐車場 :あり



コメントの投稿