我が家には樹齢17年の柿の木があります。東北地方では日照時間の関係で甘柿が成りませんので渋抜き用の柿として優良品種である平核無し(ひらたねなし)を植えました。
畑の横に植えてしまったので、肥料が効き過ぎ、やたらと大きく育って二階の屋根にまで達しています。家屋を擦るので毎年、冬に剪定をして切り詰めるのですが、柿は前年に延びた枝に実を付けるので剪定によって実の付く数がかなり減ってしまっています。それでも50個以上は取れてますので十分です。
たわわに実った庭の柿。今年は収穫が遅れてしまい、熟しすぎた柿がかなり鳥に突かれています。
このところ週末が雨や用事で収穫出来ず、延び延びになっていました。今日は爽やかな晩秋の晴れ間、風が出てくる前に収穫してしまいます。
大半は干し柿にするため、枝をT字型に残して切ります。
収穫の途中で軸が取れたり、落として傷が付いた柿は35度の焼酎でヘタを湿らして密閉し、渋を抜いて甘柿にします。
一つ一つ軸を取らないように皮を剥いていきます。結構手間がかかります。

渋柿なので手が渋で黒くなります。この手間が美味しさに繋がるのです。
柿は紐で数珠繋ぎにして一ヶ月ほど干します。

毎年手間をかけて作っていますが、実は自分ではあまり食べません。家人や実家の爺婆が楽しみにしていますので・・・。
渋抜きは3〜4日ほどで完了します。甘柿より濃い甘味が出ます。
柿も体に良いそうで、「柿の豊作、医者いらず」や「柿が赤くなると医者が青くなる」とか言われているそうです。飽食の時代に柿がどれほど効果あるかわかりませんが、ビタミンCがミカンの2倍近く含まれているところから風邪の予防にはなるのかも知れません。
さらに渋味の原因のタンニンが血液中のアルコール分を体外に排出する作用があって二日酔にも効くと言われています。これはありがたい、忘年会シーズンにはうってつけ、せっせと食べておきましょう。


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