ご存じのように二十日大根は小型の大根で一般にラディッシュとして親しまれています。プランターでも容易に栽培でき、野菜作りの入門編として最適です。ただ、名前は二十日大根(二十日で収穫できる大根)とはなっていますが、東北地方で秋蒔きすると五十日から六十日大根になってしまいます。丸く肥大した根が真っ赤なので料理の彩りとして使われることが多いのですが、辛みが少ないので生食に適しています。
最近は日本料理でもラディッシュの輪切りを彩りに散らすのが流行っているようで、刺身の盛り合わせなどで時々、見かけます。お国が変われば食べ方も色々で、フランスではラディッシュにバターと岩塩を付けて食べたりします。ずっと以前にこの食べ方を知り、さっそく試してみたのですが、美味しかった記憶が残っていません。
これはキスミーという細長い二十日大根です。間もなく霜が降りる時期ですので最後の収穫をしました。
七十日くらい経過しており、やや大きくなりすぎました。不揃いですが、味には変わりないでしょう。
薄切りにして、軽く塩揉みにしただけですが、さっぱりとして口が爽やかになります。
やはり少し大きくしすぎたようで、すが入っているものもあります。
続いて、二十日大根の甘酢漬けと葉っぱのダシ醤油漬けを作ります。
最初にそれぞれを塩だけで下漬けします。コンビニ袋に別々に入れて軽く塩を振って軽く揉んでおきます。一昼夜でしんなりしますので、大根は甘酢に、葉っぱは薄めたダシ醤油(白だし)に二日ほど漬け直します。
出来上がった二十日大根の甘酢漬けと葉っぱのダシ醤油漬けです。
あまり甘酢は濃くしないでサラダ感覚で食べられる程度にした方が美味しいですよ。
葉っぱ漬けの微塵切りを納豆に混ぜてご飯で食べると最高です。

rielさん情報によるとこの食べ方は福島県会津地方で「頭巾はずし」と呼ばれているそうです。色々調べてみたら、美味しさのあまり頭巾をはずしたのはなんと弘法大師だったそうな。美味しいとなんで頭巾をはずすのなんて突っ込まないで下さいね。^^
野菜を自分で栽培すると、食べる時に種からの成長過程が思い浮かんで、葉っぱ一枚でも無駄にすることができません。魚も野菜も生きていたものを自分の体に同化するわけですから命に感謝して、ありがたく頂きたいものです。


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