パパ好み比較検討(古川@宮城)
カテゴリー: 紹介:パン・菓子
古川の知人からパパ好み を頂きました。パパ好みは古川の名物であるミックスあられのことで、宮城県人なら子供の頃から「パパ好み パパ好み 〜(略)〜 ママも喜ぶパパ好み ボクも大好きパパ好み」というCMソングを聞いて育っているはずなので、誰でも知っている銘菓です。
(株)松倉が、1954年(昭和29年)に主力商品のピーナッツにあられや小魚を混ぜてに販売したもので、1960年(昭和35年)からパパ好みという商品名にしたそうです。いまでこそ、このようなミックスあられは多くのメーカーから販売されていますが、松倉は草分け的存在ということが出来ます。
古川名物松倉のパパ好みです。子供の頃から食べていました。

ちなみに、あのパパ好みのCMソングは、1969年(昭和44年)4月1日から放送を開始したそうです。歌っているのはなんと天地総子だったのですね。彼女は三作目のおばけのQ太郎(1985年〜1987年;テレビ朝日)の声優と言った方が話が早いですね。2000曲以上ものCMソングを歌ったそうです。あのメロディーは知らないうちに口ずさんでしまいますね。それにしてもママも喜ぶパパ好みとはよく考えたものです。
半世紀に渡って、変わらぬ味で親しまれてきたパパ好みですが、考えてみると今まで自分で買ったことがありませんでした。そもそも、近所でも売っているだろうか? 近くの量販店まで行って来ました。

ありました。ばら売りされているのですね。不活性ガス充填パック38g食べきりサイズで68円でした。リーズナブルな価格です。色々混ぜてあると、どうしても調べたくなる悪い癖が出てしまいます。^^ 7種類のあられとピーナッツ、小鯵と小海老が配合されていました。ピーナッツよりあられ類の方が主役で豆菓子というよりやはりミックスあられですね。油を使った物が入っていないところが幅広い年代に好まれ、飽きの来ない理由のなのかも知れません。
辺りをちょっと見回すと、似たようなミックスあられや豆菓子がありますよ。
これらは全部100円で販売されていました。どれも似ていますが、それぞれの特徴を掴んでみたくなったので全部買ってきました。片っ端から調べてみましょう。^^
まずは、「でんでんでん六豆うまい豆」のCMソングでお馴染みの(株)でん六(山形市)の味のこだわりです。

以前、OLが鯵の被り物を被ってCMやっていましたね。内容は左上から右にえび豆、鷹の爪豆、えびあられ、のりせん、バタピー、あたりめ豆、のり巻あられ、小鯵の8種類(43g、221Kcal)でした。さすがに豆の老舗だけあって豆菓子の割合が多いですね。バタピーをはじめ、おのろけ豆を合わせると4種類も入ってます。面白いのはあたりめ豆の頭に乗せられている辛子マヨ味の加工品です。帽子のようでちょっと可愛い。
続いて、「亀田のあられ、おせんべい!」でお馴染みの亀田製菓(新潟市)のつまみ種です。

これは面白い、かなりビジュアルを意識した構成となってます。同じく左上から右へうまくち豆、いか豆、えび豆、えだ豆せん、のり巻あられ、黒豆あられ、いか天、海老せん、ピー揚げ(ピーせん)、小魚(カタクチ)、醤油あられの11種類(50g、256Kcal)です。オリジナルなメンバーも加えてバラエティー豊かな構成となっています。
最後は、洋風なお菓子で有名な(株)ブルボン(柏崎市)の味ごのみです。

ブルボンというと、子供の頃食べたホワイトロリータやルマンドというお菓子が懐かしいです。そういえば、おかきとチーズを組み合わせたのもブルボンだったように記憶しています。さっそく内容ですが、左上よりグリーンナッツ(青エンドウ豆)、豆小餅、汐いか豆、ピーナッツあられ(ピーせん)、磯小丸、ピッカラ、ごまいりこ(カタクチ)、しょうゆ豆、揚げ餅の9種類(68g、313Kcal)です。自社のヒット商品ピッカラを加えています。100円の3種類の中ではもっとも内容量が多いのですが、油を使った物が多いので一袋当たりのカロリー数も最も大きくなっています。
各社それぞれに個性を出していることがよくわかりました。また、この手のタイプの食べきりミックス豆入りあられが人気商品であり、各社が創意工夫を重ねて熾烈な競争をしている様相も見えてきました。コストパフォーマンスの指標として1g当たりの販売価格を計算してみますと、
パパ好み:1.79円、味のこだわり:2.33円、つまみ種:2.00円、味ごのみ:1.47円
となりましたが、材料の質によっても価格は変わりますし、容量が少ないほど包装費用率も上がりますので、一概には比較できないですね。記載はありませんでしたが、1袋当たりのカロリーはパパ好みが最も少ないでしょう。
これらの中でも、松倉のパパ好みは異色の存在であることがわかりました。パッケージや内容も決して、現代的ではないのですが、半世紀にわたる変わらぬスタイルが幅広い年代に信頼され、不動の地位を築いたのでしょう。地味な存在ですが、宮城が全国に誇れる銘菓の一つと言えますね。
(株) 松 倉 http://www.papagonomi.com
- 所在地 :宮城県大崎市古川前田町4-6
- 電話 :0229-22-0259
(株) でん六 http://www.denroku.co.jp/
- 所在地 :山形県山形市清住町3-2-45
- 電話 :0120-397150
- 受付時間:平日9:00〜17:00
亀田製菓(株) http://www.kamedaseika.co.jp/
- 所在地 :新潟県新潟市江南区亀田工業団地3-1-1
- 電話 :025-382-8880
- 受付時間:平日9:00〜17:00
(株)ブルボン http://www.bourbon.co.jp/
- 所在地 :新潟県柏崎市松波4-2-14
- 電話 :0257-28-5600



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