鏡開きで穴子雑煮を作りました
カテゴリー: 料理:買い魚
本日(1月11日)は鏡開き、正月にお供えた鏡餅を割り開いて雑煮や汁粉にして食べて家族の円満を願います。鏡餅の鏡は円満を、開くは末広がりを意味するのだそうです。
これは武家社会の風習でかつては1月20日に行われていたらしいのですが、徳川家光が20日(4月)になくなったので、以来、1月11日にしたそうです。硬くなった鏡餅を割り、君臣ともども分け合って、主従の固めを行ったそうです。武家ですから切るを嫌って開く(割り開く)にしたとか。
実は、我が家の鏡餅は例のパック入りです。以前は裸のお供え餅でしたが、下面にカビを生やしてしまったりして、家族からも不人気でした。
それに、鏡餅だけはなく、通常の角餅も余るので、小さなパック鏡餅と角餅を合わせて鏡開きとしています。
今日はこれらをアナゴのダシで雑煮にして頂きます。

焼き干しアナゴは昨年末、焼きはぜを買いに行った際におまけで頂きました。よく見ると鳥の鵜みたいな顔していますね。ぬるま湯に半日ほど浸けてから沸かしてダシを取ります。
アナゴのダシの雑煮です。仙台雑煮とは異なり具もシンプルです。
青菜、しめじ、葱に吸い口に柚子皮だけの雑煮です。ダシを取った焼き穴子も乗せました。焼きはぜのダシより癖はありますが濃厚で旨味タップリです。もしかするとハゼやアナゴに限らず、食べて美味しい魚はどれも焼き干しにすれば、良いダシがとれるということでしょうか。来年の正月はアイナメやメバルの焼き干しでダシを取ってみようかな。
ところが、意外や意外。このダシガラ穴子が味があって美味しいのです。

醤油をちょっと垂らして頂きますと、ほんのりと脂もあり、良い味わいです。これは立派な料理です。十分、お酒が飲めますよ。
お供え物をいただくことは、神さまの力を分け与えて頂いて、家族の無事息災を願うのでしょうが、これは先人の食べ物を無駄にしない心がけだったのではないでしょうか。飽食の時代である現在、食べ物が無駄に余って廃棄されていたりします。いまこそ再認識したい習慣だと思います。
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