懐かしの九重(一番町@仙台)
カテゴリー: 紹介:パン・菓子
一昨日、三越地下の玉澤に霜ばしらを買いに行きました(前記事)。玉澤は創業延宝3年(1675年)とのことで、三百余年に渡って伊達藩の御用御菓子司として和菓子作りの伝統を守り続けてきた老舗中の老舗です。
現在でも最中の白松、支倉焼のふじや千舟、近年では萩の月の菓匠三全と並んで宮城を代表する菓子舗です。正式には九重本舗玉澤といい、九重というお菓子が代表的なヒット商品です。間際らしいのですが、九重総本舗玉澤という店もありますが、別のお店です。
三越地下の九重本舗玉澤の支店です。代表菓子である九重がショーケースの真ん中に展示してあります。

九重は餅米で作った米粒半分ほどの丸いアラレに果汁や抹茶を混ぜた砂糖を塗したもので、そのまま食べたり、夏は冷水、冬はお湯に入れて飲料としても楽しめます。子供の頃、仙台の親戚のお土産でよく頂きましたので、東京にいながらも九重をよく食べていました。
なんと九重は、明治天皇が仙台行幸(ぎょうこう)の折りに献上したところ、古歌にちなんで九重と命名された由緒ある菓子だそうで、以来、屋号にも九重を使うようになったとか。当時は柚子風味の九重だったようですが、私が子供の頃には既に抹茶と葡萄もあって3色を食べ比べるのが楽しみでした。
九重は通常、1本120g入り(630円)の筒のような紙袋に入ってますが、1回分ずつ(15g)を分封にした商品(各147円)もあります。
これですと、3種類買っても441円で済みます。職場へのお土産には有り難いですね。
袋から出すとこんな感じです。
緑(抹茶)、黄(柚子)、赤(葡萄)の信号カラーで見てても楽しいですね。
お湯を注いでみました。衣の砂糖が溶けて次々とアラレが浮き上がってきます。
黄色の柚子が清々しい香りで一番好きです。葡萄も甘酸っぱくて美味しいですよ。
ちょっと悪戯して、ゼリーに仕立ててみました。

これもなかなか上品で味わいのあるデザートになりました。
昭和の30年代(1955〜1965)には、粉末ジュースというものが販売され、榎本健一のワタナベのジュースの素のCMソングが大流行しました。九重は考えてみると一種のジュースの素であり、仙台には半世紀も早くジュースの素が販売されていたことになりますな。でも、今は粉末ジュースも絶滅してしまったので自慢のしようがありません。
県外の方はこちらの通販でお求めになれます。
九重本舗 玉澤三越店
- 所在地 :仙台市青葉区一番町4-8-15 越仙台店 地下1階
- 電話 :022-221-8342
- 営業時間 :10:00〜19:30
- 定休日 : 無休
- 駐車場 :あり(3,000円以上買上で90分無料)
← ご声援よろしくお願いいたします。m(..)m

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