扁炉(ピェンロー)で心身共に暖か
カテゴリー: 料理:野菜・果物
扁炉(ピェンロー)って聞いたことありますか。中国風の白菜鍋のことなんですが、白菜が美味しくなるこの季節になくてはならない我が家の定番鍋です。手間も掛からず、白菜を大量に食べることができて家計にも健康にもよい優れたお惣菜です。
ピェンローは中国広西省(現広西チワン族自治区)の家庭料理で、「扁」は「ささやか」とか「素朴」といった意味があるようです。ようするに気取らない、質素な料理ということでしょうが、肉も入りますし、我が家ではご馳走の部類にランクされます。味付けは各自が卓上で行うので好みの味にすることができます。
材料は3人分で白菜半株、乾椎茸3〜4枚、春雨100g、手羽元6本。調味料として胡麻油、天日干し塩、胡椒、粉山椒、七味唐辛子、柚子胡椒です。
これに豚バラの薄切りも入れるらしいのですが、鶏と白菜をメインとしてすっきりとした味わいにした方が、それぞれの持ち味が生きるように思えます。従って、野菜も春菊や葱などは入れないで白菜と鶏のコラボレーションを堪能しましょう(乾椎茸は黒子です^^)。鶏も手羽元にしているのは骨から出汁が取れるのとじっくりに煮込んでもバサ付かないからです。
最初に手羽元をよく煮込んでスープを取ります。白菜は茎と葉を分けて4〜5cmに切り、乾椎茸はぬるま湯で戻しておきます。

30分ほど手羽元を煮込んだら、白菜の茎の部分と戻した椎茸と戻し汁を加えます。この時、胡麻油を少々垂らして香りを付けます。なお、白菜の茎はトロトロに煮込んだ方が美味しいですよ。
茎が柔らかくなったら、葉の部分を加えさらに煮込みます。最後にお湯で戻した春雨を加えて出来上がりです。春雨は決して長く煮込まないようにして下さい。
出来上がりです。スープが最高で、まじめに作った湯麺のスープのようです。このスープは残しておいてあとで雑炊やうどんで楽しみましょう。参加者にはあまり飲まないようにと言い聞かせておいて下さい。^^
まず、卓上で各自が小鉢にスープを取り、その中に塩を入れてタレを作ります。
それに煮込んだ白菜や手羽元を取り、七味唐辛子や柚子胡椒で好みの香りや辛みを加えながら頂きます。今日は自家製の柚子胡椒(関連記事)と山形の寒ずりを添えました。
鶏と白菜の旨味たっぷりの雑炊です。ご飯が全ての旨味を吸って膨らみます。
鶏のスープにとき卵、すなわち親子雑炊ですね。薬味に代わりに芹の細々を使ってみましたが、これがまた濃厚な味に清涼感を与えてくれます。
冬の間に鍋は何回もやりますが、この扁炉(ピェンロー)が一番回数が多いかも知れません。しばらくすると、また食べたくなるからです。鶏と白菜という単純な組み合わせがかえって飽きさせないのかもしれません。そう言えば、豚肉の薄切りとホウレンソウと生姜だけの常夜鍋もシンプルですが定期的に食べたくなる鍋ですね。
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