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中国製冷凍食品による薬物中毒事件について

カテゴリー: 未分類

 連日の報道でご承知のとおり、中国の食品会社で生産された冷凍餃子に有機リン酸系殺虫剤メタミドホスが混入し、それを食べた千葉・兵庫両県の家族計10人が中毒症状を訴えました。このうち5歳の女の子は一時、意識不明の重体になっていたそうです。食べ物ブログをやっている者の一人として、これは看過できない事態です。

 

 1月30日に発覚したこの事件は、その後、波紋を呼び、この食品会社の製品を食べて、約500人(2/1現在)の方々が体調不良になったと地元保健所等に届け出たそうです。感染性胃腸炎が流行している時期なので、必ずしもこれらが全てメタミドホスによる中毒ではないでしょうが、ノロウイルスの潜伏期間より早く発症し、めまいも伴っている方もいることなどから、不幸にして中毒となられた方は実際はもっと多かったのでしょう。

 

 このメタミドホスは中国の農作物に広く使われてきましたが、2004年に四川省で死亡事故もあり、それを受けて中国政府は昨年1月に、国内での使用・販売を全面的に禁止にしていたそうです。以前、中国産のホウレンソウから日本の規制外の農薬が検出され、我が国は一昨年、食品衛生法を改正して食品中の残留農薬のポジティブリスト制度を導入したばかりですが、今度は冷凍食品から残留農薬とは考えられないほど高濃度の農薬が検出されました。毒性の強さを考えると死亡事故に至らなかったのが不幸中の幸いです。

 

 パッケージからも検出されているので、包装工程か、その直前で混入した可能性もあるそうです。食品工場の生産ラインにこのような毒物が近づくこと自体、食品衛生や薬物管理のずさんさの証です。我が国もかつてそうであったように、中国では農薬に対する認識がまだ発展途上であるようで、いつどこでこのような混入事故が再発するか不安が捨て切れません。中国政府は今回の事件後に食品会社を立入検査して、農薬が検出できなかったから、原因は中国側にないと発表しましたが、当該食品が生産されたのは昨年の10~11月のことです。

 

 


 

 


 中国と原産地が表示されている場合は消費者も選択できるのでよいのですが、中国で加工してそれを輸入して日本でさらに加工した場合は、国産となることがあります。例えば、以下のような場合、

  


  : アラスカ産の魚を原料とし、中国で調味加工して輸入し、日本国内で
         小分けして包装した場合


  : 豪州産の牛スジを中国でボイル後、串刺ししたものを輸入し、国内で
         さらに焼きを入れて調味した場合

 

 

 は中国産ですが、は国産となるそうです。要するに加工品の原産国は「その商品の内容に実質的な変更をもたらす行為が行われた国」ということになります。ただ、50%未満の材料として輸入品を使った場合は、その原産国は表示しないでも良いそうです。今回の場合は中国の当該食品会社が作ったカルビ加工品を使って日本で作った冷凍炒飯には材料の原産国表示はなかったそうです。この材料の原産国表示の規定は見直しを求める声が大きくなっています。

 

 

 従って、我々は知らないうちに中国産の食品を喫食していることになります。食糧自給率が世界でも低い方にランクされる(173カ国・地域中124番目;2002年時点)日本とはいえ、安さだけを追求して安全安心が確保できない国や会社から食品を輸入することは、今後、見直さなければならいでしょう。

 


 

 

 

 現在、問題となっている中国の食品会社に作らせた商品、もしくはそれを材料として作った商品を輸入・販売した日本企業が回収しています。もしご家庭にありましたら、食べるのを止め、その処分は購入店や保健所に相談するべきでしょう。

 

 現在、回収されている中国製の商品については下記のサイトでご確認下さい。

 

      JTフーズ      加ト吉       味の素冷凍食品  


      江崎グリコ      日本ハム      マルハ  

     

      神戸物産      カネテツデリカフーズ       日本食研  

 

       (株)ジオラ      

 

 

 なお、該当商品は日に日に増えていますので、最新の情報を入手して下さい。

 
回収商品一覧        毎日(1/31)       朝日(1/31)      宮城県(2/1) 


 

 

 こちらからも関連情報をご覧下さい。

  

       厚生労働省            宮城県 (県内の有症苦情あり)           

 

 


 

 


 ところで、我が家ではお総菜の冷凍食品が食卓に上ることはほとんどないのですが、娘の弁当に時折使っていました。幸い、冷凍食品はすべてあいコープみやぎ(旧仙台共同購入会)から購入しており、こちらのHPでは今回、自主回収の対象となっている商品はいまだかつて扱ったことがないとのことでした。

 

     あいコープみやぎ  

 

 

 残念ながら、我が家も組合員ともなっているみやぎ生協では、JTの商品やJTに委託生産させていた商品を扱っており、店舗販売、宅配、共同購入のメンバーにその回収を広く呼びかけています。購入したメンバーの記録から、電話連絡をしているそうですが、思い当たる方は下記のサイトで商品やその対応を確認された方がよいでしょう。

 

      みやぎ生協 

 




 被害者の皆さまの一刻も早い回復をお祈りし、この事件の徹底的な原因究明と再発防止を強く望みます。
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