旬味・待望の生こうなご到来!!
カテゴリー: 料理:買い魚
春もたけなわとなってきました。庭もウメもトサミズキも一斉に咲きほころび、花の季節の序章が幕を開けました。風の強い日もありますが、日に日に花も増えていくことでしょう。
庭の春はウメとトサミズキから始まります。

今年は仙台でも桜が平年より早く咲くそうで、ぼちぼち開花と予想されています。
海では春の漁が始まり、こうなご(イカナゴの稚魚)も幸先のよい水揚げが続いているようです。石巻の友人が今日、水揚げされたばかりのピチピチのこうなごを届けてくれました。
本日水揚げされたこうなごです。サイズも小型で混ざり物も少なくて最高品質です。
瀬戸内海ではこれで盛んに釘煮が作られています。
これほど、鮮度のよいこうなごも久しぶりです。腹も切れていませんし、体もピンとしています。
これは生でも十分いけます。カタクチの生シラスのように食べてみたいと思います。
まずは、生こうなごの酢味噌がけです。新鮮なので歯応えが楽しめます。
カタクチの生シラスより、ほんの少し生臭く、苦味もありますので、醤油より酢味噌がよく合います。かますごとも言われるように顔が尖っていますね。
続いて、定番の釜揚げを作ります。沸騰した3%程度の塩水にふわっと投入し、再び沸騰してこうなごが浮き上がってきたら、網杓子ですくい上げます。

決して、かき回してはいけません。そっと、すくい上げたら笊などの上で自然に水気が切れるのを待ちます。
水気が切れた釜揚げこうなごは、さっぱりと大根おろしで頂きます。
ワサビ醤油でもポン酢でも美味しく頂けます。まだ干していないので、口の中でほろほろと崩れます。こればかりはこの季節ならではの味覚ですね。このあと、こうなごも成長して大きくなっていくとこのようなソフトな食感はなくなっていきます。
少し香ばしいのも欲しいので、こうなごの卵焼きです。胡麻油で薫り高く焼き上げます。
表面の美しさを保ちたいので、オーバーイージーせずにじっくり焼き上げます。蓋をした方がふんわり焼き上がりますよ。これも染めおろしで頂くと美味しいですよ。
次の朝、こうなごをご飯に乗せて釜揚げ丼で頂きます。

金胡麻と青海苔を振って、だし醤油をタラリ。無心でわしわし掻き込みます。これがまた美味いんですよ。
生こうなごは鮮度が命。こればかりは石巻や女川の魚屋さんに行かないとピチピチのは手に入りません。でも、その甲斐はありますよ。生のこうなごを生のままで食べられるのは産地ならではの特権です。こうなごも日に日に育って行きます。小さくて質のよいこうなごは今月中くらいでしょう。お早めに石巻や女川の魚屋さんへ行ってみて下さい。
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