山で見つけたマイクロ・マウス
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食べ物の話題でなくて恐縮なんですが、先日、裏山を犬の散歩で歩き回っていた時の話です。今年のGWは前半が穏やかだったのに、後半は雨や風の日が多かったですね。それでも気温は着実に上がってきており、山の散歩も一汗かくようになってきました。
山桜も終盤を迎え、若葉とのハーモニーが素晴らしい。山里ではミツバツツジも満開です。

春と初夏が同時にやってくるのがみちのく春の特徴です。ミツバツツジ類は本来関東以西の分布ですから、たぶん、誰かが植えたのでしょう。それとも宮城県が北限のトウゴクミツバツツジでしょうか?
散歩の途中、日頃おとなしい癒し系の愛犬が突然狂ったように山道の落ち葉の中に鼻を突っ込んで何かを探し始めました。雌犬のフェロモンの反応とは違い、狩猟モードに入ったみたいに目が本気です。
その時、落ち葉の中から小さな毛玉がコロコロと犬の足元をくぐり抜け、山道の反対側に身を潜めたのです。「今のは何だろう?」トトロの真っ黒くろすけ・・・いや黒くない。ケセランパサランか・・・・いやそこまで毛足が長くない。
大きさはパソコンのマウスよりはるかに小さく、ホワイト餃子くらいか。いや、すし哲の握りくらいだったかも。とにかく、生物であることは間違いない。ただ、頭のデータベースからはすぐに出てきません。
犬が臭いが移動したのにやっと気付いて、反対側の落ち葉を探り始めたその瞬間、「キッキッー」と、か細い悲鳴が聞こえましたので、ハッと思い慌てて犬の鼻先にいた小さな毛玉をすくい上げました。遅れていたら一回ぐらいは噛み付いていたかも知れません。
手の中にいたのは、この子でした。恐怖で丸まって毛玉のようですが、ちゃんと手足、目もあります。可愛いねぇ。

愛犬は必死に私の体に飛びかかります。そ、それ、俺が見つけたんだぞ!独り占めするな。と言わんばかり。毛玉は手の中で震えています。ネズミのようですが、本当に小さい。こんな生き物が身近なところに住んでいるんですね。感激しました。いくら私でもこれは食べません。^^ 犬を遠くにくくりつけ、道から離れた落ち葉の中にそっと帰してやりました。愛犬は散歩から帰ってもずっと不機嫌でした。
あとで調べてみましたら、どうやらヒメネズミのようです。平地から高山までの森林に住んでいる小型ネズミでドングリなどの木の実を食べているとか。結構、普通に見られるそうなんですが、夜行性なのでいままで出会う機会に恵まれなかったのでしょう。自然の残った森林にはこんな可愛い在来動物も住んでいるんですね。




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