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庭の草木で精進揚げ

カテゴリー: 料理:山菜・筍・茸

 我が家には小さな畑と庭がありますが、庭の方にも食用となる草木が半自生状態でごちゃごちゃと生えております。山椒茗荷三つ葉行者大蒜・・・これらも四季折々、料理に使っています。これらは古くから日本で食用として親しまれてきた有名な植物ですね。これらの他にも意外と食べられることが知られていない草木もあるのです。

 
 

 

 今日は庭の草木だけを使った精進揚げをご紹介します。下の写真は庭から摘み取ってきた草木です。何だかわかりますか?
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 正解はそれぞれの天ぷらとともにお伝えします。

 

 

 

 毒さえなければ、どんな草木も天ぷらにすれば食べられます。要は美味いか不味いか。
yasouten2.jpg
 また、材料が何であるかわからないほどパリンパリンに揚げなくては食べられない物は、飢饉でも来ない限り無理して食べる必要はありません。天ぷらには肉厚で香りの強いものが合うように思います。

 

 

 

 これはユキノシタです。半日陰の庭のグランドカバーとしてよく使われます。丸い葉っぱと白い縞模様が特徴です。
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葉を乾燥させたものは煎じて飲むと利尿、消炎効果があるとされています。あまり揚げ過ぎるとしんなりとした食感がなくなってしまいますので、衣が固まったらすぐに油から引き上げます。クセは全くありません。衣は葉の下面にだけに付けて、独特の模様を活かしましょう。

 

 


 続いて、柿の若葉です。新しい枝先から葉っぱ3枚目くらいで折り取ります。
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柿の葉は有名な健康茶の原料。ビタミンCが豊富なことからお茶として利用されてきましたが、若葉の天ぷらも美味しいですよ。よく味わうと少し緑茶のような味がします。

 


 

 これは藤の花です。うちのは白藤ですが、薄紫の藤の花でも食べられます。
yasouten7.jpgyasouten8.jpg
  純白の白藤を白く揚げるのは難しいですね。衣が固まる頃にはどうしても色付いてしまいます。薄紫の藤の花なら目立たないでしょう。天ぷらにしても藤の花の香りがほんのりして、噛んでいるうちの密の甘味が出てきます。なお、藤はマメ科ですので、新しい蔓の先も食べられますよ。

 

 


 お次はドクダミです。もう、逃げ出した方もいそうですね。^^
yasouten9.jpgyasouten10.jpg
 たしかにドクダミの匂いが好きな人はほとんどいないでしょう。でも、ベトナムではハーブとして普通に食べられていますし、日本でも古くから解毒や利尿の煎じ薬として利用されています。天ぷらにすることにより、あの匂いはほどよい香りになります。ちょっと、コリアンダー(香菜、パクチー)の香りに通じるものがありますが、コリアンダーがコリャヤンダーな向きにはだめかなぁ。でも、コリアンダーは中国や東南アジアだけでなく中近東や中南米でも使われるインターナショナルなハーブで、この香りを使わないのは日本料理くらいなんです。

 

 

 

 最後はスギナです。まさかと思われるでしょう。ツクシが食べられるんだから姿が変わったスギナもOKです。
yasouten11.jpgyasouten12.jpg
 スギナは栄養茎と呼ばれる姿でツクシは胞子茎です。スギナは美味しさと言うより、その姿を楽しむ天ぷらです。よく、素麺を束ねて一方を海苔で巻き、衣を散らすように揚げて稲穂に見立てる手法がありますが、こちらは緑の杉に降りかかった雪のような感じです。下の方は硬いので葉先に近い部分をを摘み取ります。味はよく噛んでいると抹茶や新しいのような香りがあって悪くはありません。

 


 

 

 

 ごたごたと盛り付けてしまいましたが、こうして出すと誰も庭の草木だとは思わないでしょう。
yasouten13.jpg
 スギナやドクダミは雑草扱いですが、どうせ抜き取って捨てるのなら、天ぷらをする日にやって、夕餉の話題にしては如何でしょう。

 

 

 

 飽食の時代です。節約・倹約のために草木を食べるのではなく、野趣を楽しんでみましょう。野菜山菜草木の違いを問い直すよい機会ともなります。草木のようなものしかなかったら、誰でも辛いでしょう。人類は少しでも食べやすい山菜野草を求め、さらにそれらを育種・改良して野菜を作り上げてきました。草木の天ぷらを食べるとその過程が目に浮かぶかも知れませんよ。

 

 


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もものこ

URL | [ 編集 ] 2008/05/18(日) 14:26:50

うわぁー楽しい・・・そして知識も増えました。
有難うございます。

どくだみとスギナしか、分かりませんでした。
柿の葉は、お茶の葉として売っていますね。

白い藤の花の天ぷら食べてみたいです。
いい香りがしそうですねぇ。

何だか懐石料理にでも出てきそうな素敵な天ぷらご一行サマですねぇ。

サエモン

URL | [ 編集 ] 2008/05/18(日) 15:34:51

  もものこさん こんにちは。

 遊びで色々食べてみましたが、このような草木を食べざるを得なかった
時代や状況が東北地方には度々あったようです。宮城は比較的気候が
穏やかなのでさほどでもないのですが、きびしい環境の地方はもっと野草
を利用していたようで、今でもその風習が残っていますね。

 現代では花は風流で食べ、草木は野趣を味わうために食べるのでよい
のでしょうが、食べざるを得なかった先人達の苦しみは風化しないように
したいものです。

 なにか教訓めいてごめんなさい。藤の花と柿の若葉は現在でも十分
食材となりますよ。天ぷら以外の食べ方が開発できると良いのですが・・・

庄内人

URL | [ 編集 ] 2008/05/19(月) 10:32:35

全部正解できた!と思いきや、深読みしすぎて「柿の葉」のみアウト・・。悔しい・・。父の影響で野草の食べ方は鍛えられていたつもりだったのになあ。ちなみに私の春の好物は、ノネジンの葉の胡麻和え、スミレのおひたし。先日、福島の温泉宿で初めて「カタクリ」の和え物をいただきましたが、こちらも美味しかったです。

ぱんだ(親)

URL | [ 編集 ] 2008/05/19(月) 13:00:39

サエモンさんこんにちは 相変わらず食材のレンジが広大ですねぇ。(食欲も)
飽食世代はめずらしモノ好きですからねぇ。意外とこうぃぅテンプラが流行る時代も来るかもわかりませんよ。
私は臆病で保守派ですので・・・(笑)

サエモン

URL | [ 編集 ] 2008/05/19(月) 21:11:53

 >庄内人さん

 あの、ノネジンって、なんですか? いくら調べてもわかりません。
是非、ご教示を m(..)m

 そういえば、山形は山菜、野草王国でしたね。スベリビユも食べる
のですよね。

サエモン

URL | [ 編集 ] 2008/05/19(月) 21:26:22

 >ぱんだ(親)さん こんばんは

 子供の頃から、食材も自分で捕ったり、育てたりしたものを味わうことに
大変興味があり、野生生活、、、いわゆる現代のアウトドアライフに関心が
ありました。とりあえず、食うに困る家庭ではなかったのですが・・・

 原始回帰が強いのかも知れません。従って趣味は菜園、釣り、料理なん
です。小学生の頃から愛読書は「今日の料理」と「生物図鑑」でした。^^


 野草の天ぷら、、、万人向けは山菜ですが、意外と美味しい草木は
そっとしておいた方が良いのかも知れませんね。いつか、こっそりと
お教えしますね。

庄内人

URL | [ 編集 ] 2008/05/22(木) 10:58:11

>サエモンさん

ノネジン・・ずっとそう覚えていたのですが、確かに調べても出て来ない。
で、実家の父にTELで確認したら「野にんじん」でした。
訛ってたんですね(^^;)いやはや。

ネットを探したけど、画像は成長して花の咲いているものが多いみたい。
摘んで食べるのは葉が開ききっていない、柔らかい若草の部分です。
仙台でも食べますか?売ってるのはあまり見かけませんよね。

余談ですが、明日はいよいよオフ会ですね。いいなあ。。
報告も楽しみにしています!

サエモン

URL | [ 編集 ] 2008/05/22(木) 22:18:09

  >庄内人さん

 わかりましたよ。野人参、、、

 これはセリ科のシャクですね。それでしたら
宮城ではほとんど食べることはありませんが、
私は好きでずいぶん前から食べていました。


 人参の葉っぱのようでヨモギのようで、
しかも香りはセリみたいな感じですね。
私はもっぱら春菊の代用で天ぷらで
食べてました。 美味しいですよね。











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