スポンサーサイト

カテゴリー: スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-- -- | トラックバック(-) | コメント(-)

夏の生菓子 葛饅頭を作る

カテゴリー: 料理:穀・粉類

tourou.jpg 
 昨晩は送り盆でしたが、あいにく夕刻から。今年は初めて迎え火も焚きましたので、是非とも送り火替わりの灯篭流しもやってみたいと思い、雨雲レーダーを監視しながら雨の切れ間をずっと狙っていました。だって、せっかく手作り灯篭も作っておいたものですから・・・。幸い夜の10時過ぎに奇跡的に一時、雨が止みましたので、いざ、灯篭流しのスタートです。ただ、迂闊に川や海に流すと水質汚濁防止法やら海洋汚染防止法に抵触しそうなので、自宅のに浮かべてみました。こんな感じで良いのかなぁ? 紙と割り箸で作っているので歪(いびつ)ですが・・・(汗)。

 

 

 


 

 

 

 

  さてさて、先日、岩出山の道の駅で水まんぢゅうなる涼感あふれる和菓子を見つけました(関連記事)。それは新粉(うるち米の粉)を生地に使った真っ白な饅頭でした。
kuzuman1.jpg
 普通、西日本で水まんぢゅう(水饅頭)と言えば、上のような葛粉を使った透明な饅頭、すなわち、葛饅頭のことを指します。こちらもなかなか、涼しげな容姿と口当たりの佳品ですので、この際、併せてご紹介いたします。

 


 

 

 

 

 基本の材料は吉野葛と砂糖と餡だけです。餡は漉しでも粒でもお好みで。
kuzuman3.jpg kuzuman4.jpg
 吉野葛は吉野本葛とも言いまして、現在のジャガイモ澱粉で出来た片栗粉が普及するまでは、料理のとろみ付けにも使われていました。だから、葛かけとかおくずかけと言われる所以なのです。角張った砂利のようですが、水の浸すとすぐ溶けます。ご近所で手に入らない場合は、こちらをご利用下さい。

 

 

【分量の目安】  ピンポン球大10個分です。

  

材料名  

分 量

吉野葛70g
グラニュー糖50g
水 200cc
150g


              
               
           

 

 

 まず最初に、中身となる餡を10等分して丸めておきましょう。葛は分量の水を入れ浸らせておきます。
kuzuman5.jpg 
 葛粉は加熱する鍋で溶かしても構いません。ただし、一度、水で溶いてから加熱しないとダマが出来て失敗します。

 

 


 

 

 

 さてそれでは、吉野葛の水溶液を徐々に加熱して参ります。ぽったりとするまでよく練って下さい。
kuzuman7.jpg kuzuman8.jpg
 弱火で気長にやるのがコツです。火が強いと突然、底に葛の厚い膜が出来て、全体が均一になりにくくなります。底の方が固まり始めましたら、全力で掻き回して下さい。よく練ることで滑らかで弾力のある食感が得られます。この段階でまだ白濁していても大丈夫。あとで透明になります。

 

 

 

 

 この後が結構忙しくなります。トロリとした葛は冷めるとてきめんに硬くなります。
kuzuman9.jpg  

 ラップを広げて水で濡らし、その上に1/10量の葛を水で濡らしたスプーンですくい取って、水で濡らした手で平らに均して下さい。この水で濡らしたというのが肝です。餡を包み込むようにラップを窄めていきますが、餡が付いてしまった生地同士は付きませんので細心の注意を払って下さい。てるてる坊主のようになりましたら輪ゴムで留めておきます。

 

 このラップ形成法が難しいそうだなと思われる場合は、ぐい飲み小鉢などを使う方法もあります。半量の葛生地を底に敷いて、餡玉を入れてからもう一度葛を入れて餡玉が葛に包まれるように詰めていきます。このまま、次の蒸しの工程に入ります。

 


 

 

 続いて、葛饅頭のてるてる坊主を蒸し器で10分ほど蒸し上げます。
kuzuman10.jpg
 この仕事で白濁していた葛が、あら不思議、透明な葛饅頭に変身します。ただ、この時には、ごく弱火でやって下さい。火が強すぎますと気泡が生じてサイダーのようになってしまします。

 


 

 

 

 若干、気泡が生じてますが、氷水に張りますと涼しげな葛饅頭(水まんじゅう)の出来上がりです。
kuzuman11.jpg 
 卓上に涼風が吹き渡るような感じです。見ているだけで暑さを忘れますね。

 

 

 

 

 

 ぷるんぷるんの葛生地に甘さ控えめの粒あんを射込みました。
kuzuman12.jpg 
 暑さを忘れる涼味です。日本の夏はいいなぁ。

 

 


 日本古来の葛粉を使った料理はおくずかけ胡麻豆腐など様々ありますが、その大半がジャガイモ澱粉である片栗粉に変わってしまいました。そのカタクリ自体も希少で本物の片栗粉だってまず手に入らないでしょう。その点、葛粉は現代でも比較的手に入りやすく、スーパーでも扱っています。ただ、小分けになると高くはなりますが。本葛をKg単位で買って片栗粉替わりに日常的にも使っていけば、経済的ですし、その美味しさが実感できますよ。様々な商品がありますのでこちらを参考にして下さい。

 

 

 

 

 

 

← ランキングに登録中です。左をクリックすると順位が見られます。
にほんブログ村 料理ブログ 男の料理へ

スポンサーサイト
前ページ | | 次ページ











管理者にだけ表示を許可する
http://bimitankyu.blog80.fc2.com/tb.php/560-d738c86e
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。