【岩手県遠野市】ジンギスカンまつり
カテゴリー: 外食:焼肉・ホルモン
毎年8月に、岩手県遠野市の道の駅でジンギスカンまつりが開催されます。ランチタイムはお得なラム150gのランチセットが1200円。車なので地ビールは飲めませんでしたが、臭みのないラムを堪能してきました。
道の駅風の丘は岩手県遠野市の国道283号線にあります。開駅からちょうど今年で10年が立ちました。
地場産品展示販売コーナーやレストランもあります。一枚羽の風車が目印です。ゆったりと回る風車はすごく幻想的です。
道の駅の裏手からは猿ヶ石川と遠く遠野の街並みや田園風景が見下ろせます。
猿ヶ石川というと、河童が有名ですね。遠野市観光協会ではカッパ捕獲許可証なるものを販売しています。しかし、だれか捕まえた人がいるのだろうか。^^
この見晴らしの良い高台にジンギスカンまつりの会場があります。今日は天気も良く実に気持ちが良いです。
どうやら、羊肉と岩手牛のコラボでやっているようですが、やはりジンギスカンと言ったら、ラムかマトンでしょう。羊肉じゃなければ、ただの焼き肉ですよ。まつりといっても、羊の着ぐるみがいたり、ステージで何かするわけではなく、キャンプ場にあるようなテーブルで遠野の風景を楽しみならジンギスカンを食べるだけです。
遠野の方々がジンギスカンをやる時は他にはない独自のスタイルがあります。七輪替わりにバケツを使うのです。(安部商店さんのサイトより)
このスタイルは実に合理的で側面に通気口の空いたバケツには固形燃料を入れ、ちょうど蓋となるサイズのジンギスカン鍋を被せて焼いていきます。火熾しの苦労も要らず、後片づけも楽々。花見や田植え、同窓会に法事など、イベントがあるとバケツを下げてどこへでも出動できる優れ物です。これら一式のセットを遠野市の安部(あんべ)商店さんが通販も行っていますよ。安部商店さんは町中にあんべというジンギスカンの店をやっていて、遠野にジンギスカンを普及し、このスタイルを確立したパイオニアとされています。
さて、本日はお目当てのジンギスカンラムランチ1200円を頂きます。カウンターのある小屋で先に料金を支払い、テーブルで待っていると運んできてくれます。
ランチは14時までとのことです。ラムは単品でも150g900円、結構良いお値段がするのですね。
テーブルにジンギスカンラムランチが運ばれてきました。
卓上にはバケツならぬ、カートリッジのカスコンロが用意されます。そうそう、焼き肉はタレや脂が服に染みがちですが、ここではちゃんと紙エプロンを付けてくれましたよ。ワイシャツでもOKですね。それに、屋外だから、匂いも服に付きにくいし。
肉や野菜はスチロールのトレーに収まり、ラップもかけてあって、なんか買ってきたまんまという感じですね。
ご覧のとおり、肉には事前にタレが揉み込んでいない、いわゆる後付タイプです。北海道のジンギスカンだと両方が存在しますが。
周囲の赤みが消えた瞬間に頂きます。本当に臭みがありませんよ。脂もすっきしていてくどさが全くない。
子供の頃に食べさせられた冷凍マトンはもう匂いが鼻について食べられた物ではなかったのですが、これは美味しい。最近、羊肉の脂肪は体に付きにくく、健康にも良いということで見直されてきていますね。150gは結構食べ応えがありました。ジンギスカンまつりは8月末で終了ですが、遠野の町中には前記のジンギスカンのあんべさんがありますので年中食べることができますよ。
北海道とは違った方向に発展した遠野のジンギスカン。今では遠野市民のなくてはならないイベント料理として定着しています。花見や田植えのシーズンにはバケツを下げた人達が会場へと向かう光景が見られます。近年、テレビでも紹介され、ジンギスカンバケツセットも飛ぶように売れているとか。あれですき焼きやしゃぶしゃぶも出来るように、ひっくり返すと普通の鍋になっていると有り難いんですけど。^^
道の駅 遠野風の丘 http://www.echna.ne.jp/~furusato/
- 所在地 :岩手県遠野市綾織町新里8-2-1
- 電 話 :0198-62-0888営業時間 :8:00~19:00(冬期8:30~17:30)
※ ジンギスカンは平日11:00~15:30、土日11:00~17:30、
ランチ11:00~14:00 - 定休日 :無休(ジンギスカンまつりは8月中)
- 駐車場 :普通車:122台、大型車:14台、身障者用:1台
ジンギスカンのあんべ
- 所在地 :岩手県遠野市早瀬町2-4-12
- 電話 :0198-62-4077
- 営業時間 :9:00~19:00
- 定休日 :木曜日
- 駐車場 : あり
※ バケツ鍋セットや羊肉の詳細はこちらをご覧下さい。
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