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初はぜの天ぷら最高です♪

カテゴリー: 料理:釣り魚

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 秋ですね。尾花も穂を揺らし、曼珠沙華も里山に存在感を示しています。

 

 

 毎年、秋のお彼岸が近くなるとどうしても食べたくなる物があります。それははぜの天ぷらです。春の蕗の薹や初夏の木の芽と同じく毎年、季節ごとにきちんと食べておかないとその季節を受け入れられないのです。美味しいはぜの天ぷらを食べるためには、まず、新鮮なはぜを手に入れなければなりません。そこで、職場の勇士を集めて釣り船に乗り込みました。


 


 

 

 この日の松島湾は穏やかで薄曇りのため程よい陽射しとなりました。コンディションは言うことなし。
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と思ったのですが、釣り初めて2時間くらいは誰も釣れません。潮の時間が悪いとは言え、ここまで苦戦することはそうそうありません。周りの船もしーんとしていて、歓声が全く上がりません。船頭さんも頻繁に船を移動してくれますが、全く鳴かず飛ばずです。連れてきた私には背中にぶつぶつ文句が刺さります。

 


 

 

 


 しかぁーし、潮が動き出した途端、パタパタと釣れ始め、型の良いはぜが小一時間で10尾を超えました。しかも、運が良いことにアナゴのおまけも付きましたよ。天は我を見放さなかったぁ~。
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全くはぜは不思議な魚です。釣れ始めると先を競うように入れ食いが続きますが、ピタッと止まるとうんともすんとも言わなくなります。潮が動くと海底でも流れが速くなり、底の泥やゴミと一緒に餌となる小動物も舞い上がるのでしょうか。どうも食事時の条件を決めているような感じです。条件が整わないと決して、「馬鹿でも釣れる」魚ではありません。

 


 

 

 


 波瀾万丈のはぜ釣りでしたが、何とか半日で家族で天ぷらを楽しむ分は十分に釣らせてもらいました。
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 天ぷら用におろしていくのは結構手間が掛かります。だいたい、18~20cmのヒネハゼ(昨年生まれの1年魚)が一人5尾もあれば十分なんです。また、食べたいなと感じるくらいがちょうどいいんですね。

 

 

 

 

 

 はぜの骨って金色に光るのご存じですか? 淡いベッコウ色の透明な身にの光が走ります。
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 はぜ等の小魚を天ぷらにする時は普通、背開きにしますね。これは、背開きにすると両縁辺が背側の身の厚い部分になるので、揚げた時に形がしっかりするのです。これが腹開きだと、どうしても両サイドが丸まってしまいます。

 


 

 

 

 きれいに捌き終わったはぜです。アナゴも天ぷら用に捌いておきました。
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 あとは揚げるだけですが、副産物の中落ちも無駄にはしませんよ。

 


 

 


 まず、ですが、オーブンで焼き干しにします。なんか猟奇的ですが、余さず食べて成仏させてあげるための手段ですのでご理解を。
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ご存じのように、はぜの焼き干しは仙台雑煮のダシとして有名です。従って、頭といえども立派に美味しいダシがとれるのです。


 

 

 

 140℃で40分くらいで焼き干しになります。
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焼き上がったら、少し風に当てて乾かし、冷凍庫で保存します。雑煮だけではなく、ソバやウドン、吸い物にも俄然威力を発揮します。これははぜに限らず、アイナメやメバルの中落ちや頭でも良いダシが出ますよ。


 

 


 

 

 

 さて、揚げ終わりましたはぜの天ぷらで今日の釣りを思い起こしながら晩酌です。
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 天ぷらを酒のあてにする場合、私はレモン醤油か山椒塩と決めています。天つゆはご飯にはよいのですが、酒の肴にはし難いように思えます。

 

 


 

 

 はぜの天ぷらを頂いて今年もこれでが迎えられます。東京では秋の彼岸のハゼを食べると中風にかからないと言われて、昔から珍重されてきました。
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ほろりと口の中で崩れる白身はキスやメゴチとは全く違った上品さがありますね。ところで、子供の頃から、中風(ちゅうぶう)という言葉はよく聞かされて来ましたが、恥ずかしながらどういう病気かよくわかりませんでした。調べてみたら、脳卒中発作の後で現れる半身不随のことを指しているようです。これではいくら彼岸のはぜを食べて予防にならないような気がするなぁ。

 


 


 

 

 こちらは中落ちを揚げて作った骨煎餅。揚げ立てに塩胡椒を振って、ビールにぴったりの肴となりました。おまけで釣れてきたイシガニで味噌汁も付きました。
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 どんな魚でもそうですが、釣って殺生した以上はとことん食べてあげて弔うべきでしょう。よく自分では食べないで、釣るだけ釣って魚は人に配ってお終いの人がいますが、これでは釣りを全うしたとは言えないでしょう。

 

 

 

 今年のも、なんとか はぜ天を食べることが出来ました。一年間、楽しみに待った甲斐がある美味しさです。はぜは11月ぐらいまで釣れ続けますが、水温が下がると深みに下がって、喰いが段々渋くなります。10月一杯でしたら、潮の満ち始めや下げ始めを狙って出掛ければ、松島湾内の各漁港からでもそこそこに釣れます。釣り船でしたら、こちらをご参照下さい。

 

 

 

 

 

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壽丸

URL | [ 編集 ] 2008/09/24(水) 06:33:41

天ぷらの画像に涎が・・・
今年、まだハゼを釣ってません。
じゅずこの漁師も出てないので、湧きが悪いのでしょうか?
何かのきっかけでパタパタ釣れるハゼ、不思議ですよね。

ぺこりん

URL | [ 編集 ] 2008/09/24(水) 12:23:21

ハゼの頭って簡単に焼き干しにできるんですねー。ハゼって頭が大きいから落とすと半分くらいの大きさになっちゃうし、いつももったいないなーと思ってたんですよね。唐揚げもいいですが、やっぱり天ぷらのほうがおいしいですから。

サエモン

URL | [ 編集 ] 2008/09/24(水) 20:59:48

  >壽丸さん

 本当にご無沙汰、ごめんなさい。御大将からもぼちぼち
破門の申し渡しが出されるのではと、ビクビクしております。
実際、今回の釣航で今年たったの4回目です。もう、釣り人と
言える境遇ではありません。

 私も磯崎のじゅずこ釣りの漁師に弟子入りしましたが、これほどの
状況では商売にならないでしょう。潮時の短期決戦でこの程度です。
かつては漁港の岸壁からでもこの程度は楽勝でした。

 ハゼが突然餌を食い始める不思議。かつて、潜水して観察を試み
ましたが、潮が動くと海底が濁ってよくわかりません。この濁りが効いて
いるのかも知れませんね。

 つもる話もありますので、いつかお付き合いを。。。。m(..)m

サエモン

URL | [ 編集 ] 2008/09/24(水) 21:21:09

  >ぺこりんさん こんばんは。

 魚の美味しいダシって、決して鰹節や煮干しからしか摂れない
ものじゃないんですよ。どんな魚もそれなりよい味を出してくれます。
ただ、乾燥させて味を凝縮させることで洗練されますけど。

 我が家では中骨は記事のように食べてしまいますので、頭だけはこの
時期から年末に向けて焼き干し冷凍保存に入ります。これも寿命は
冷凍でもせいぜい3ヶ月ですし、脂の多い魚ではできませんし。

 アナゴの中骨の焼き干しが最強と思うこの頃です。^^


 











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