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【秋田県横手市】蔵のある町増田で稲庭干饂飩

カテゴリー: 料理:麺類

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(前・後編)でB-1グランプリ in 横手の報告をいたしましたが、その帰り道、ツアーのバスは蔵の町増田町を訪れました。増田町は現在、合併して横手市に吸収されていますが、明治から昭和にかけては、豪商の町として隆盛を極めたそうです。また、藩政時代より南部藩や伊達藩に通じる交通の要所でもあり、物資の集配基地としても賑わったそうです。この増田町には豪商達が贅を尽くして建てたがいくつも残っています。B-1で使い果たしたエネルギーをさらにふり絞り、を引きづりながら、蔵の町の散策に繰り出します。^^ 

 


 

 

 

 

 

 

 増田の中心は中町・七日町商店街で、この沿道にはをはじめ歴史的な建物が数多く残されています。
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 堀には清冽な水が流れています。こういう、町中に清水が流れているのって、子供の頃からの憧れでした。

 

 


 

 

 

 3階建てに相当する高さの家屋が建ち並びますが、らしいのは見当たりません。
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 そうなんです。増田の蔵は内蔵(うちくら)と呼ばれ、この家屋の中にがあるのです。残念ながら、どれも人が住んでいらっしゃるので、常時、公開はしていないようです。

 

 


 

 

 

 どちらの家屋も木造で大きく、迫力があります。
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 を維持するには経費もかかり、取り壊してしまう家も出てきたそうです。そこで、の保存と活用を目指して「蔵の会」を設立し、町の活性化を図っているそうです。中には国の有形文化財に登録されている蔵もあるのですから、役立てるべきですね。でも、通りすがりのツアー客が内蔵を見られないのは残念至極。

 

 

 

 

 

 

 商店街の突き当たりには、見学できるがありました。漆蔵資料館と書いてあります。
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 駐車場も整備され、営業中の看板もあります。なにやら、美味しそうな気配も感じます。^^

 

 

 

 

 

 

 

 美味しい気配は当たりでした。それもそのはず、この資料館は稲庭饂飩で有名な佐藤養助商店さんの経営でした。
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 中には食事処やお土産処もあるようです。これは楽しみです。しかも、内蔵が無料で見学できるのですから、ありがたい。

 

 


 

 

 

 

 館内に入りますと正面にどどーんと内蔵がそびえます。家屋の中にがあるのはわかっていても、なんとも不思議な感覚になります。
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 なるほど、蔵の外壁にも贅を凝らしているので、野晒しにしたくなかったのでしょうか。蔵全体を美術品として捉え、丸々保存したかったのでしょう。どちらの内蔵もこのように美しいのでしょうね。是非、見たかったです。

 

 


 

 

 

 

 内蔵の周囲には廊下が巻いて、一回りできます。
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 蔵の中には2階に上がる階段がありますが、な、なんと、漆塗りですよ。小さな札ありますが、上らないでください。ではなく、足元にお気を付け下さい。でした。このツヤツヤ、ピカピカを踏んでしまってよいのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 2階は佐藤養助資料室となっており、歴代の佐藤養助さんの肖像画が展示してありました。
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 ご存じのように、佐藤養助さん一族は万延元年の創業以来、一子相伝で稲庭饂飩の製法を継承してきた家系です。現在は七代目で現代の名工(卓越した技能者;厚労省)の表彰も受けておられます。

 

 

 

 

 

 

 

 館内には食事処もあり、稲庭饂飩や松花堂弁当、丼物などが頂けます。
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 残念ながら、B-1グランプリの帰り道ですので、お腹に隙間がありません。^^

 

 

 

 

 

 

 

 お土産処では、もちろん佐藤養助商店の稲庭饂飩を買うことができます。
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 これはお得な切り落としなんですが、長さは白石温麺より長い16cmもあります。これより短くなってしまった端切れは細々にされて汁の実用として売られていました。このように無駄なく使う心はいつの時代も大切ですよね。

 

 


 

 

 

 

 

 さっそく、一袋購入してお土産とします。たった525円で本場の稲庭饂飩が味わえます。^^
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 ”おとうさんのお土産はいつもこういうのばかりなんだから”と言われること必至です。^^ 今回は気の利いた甘い物を探すゆとりがなかったんですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 このお土産がどんだけ凄いか、翌日、細君に作って食べさせます。繊細な稲庭饂飩を味わうために慎重に一番出汁をとります。
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 いつものダシパックではなく、ダシ昆布を3時間ほど水に浸してから中火で熱し、沸騰寸前に一度火を弱めて、削り節を投入。再沸騰させて、直ちに漉します。決して煮立ててはいけません。この昆布は後に千切りにして野菜と煮たり、色紙に切って佃煮にしています。

 

 

 


 

 

 

 

 麺を茹でている間に、うどんツユを調製します。一番出汁に梅干しの種を数個投入。最後に塩と醤油少々で味を決めます。今日は梅茶漬け風稲庭饂飩を温・冷両方拵えます。
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 この梅干しの種は、おにぎりなどに使った時の種を取っておいたものです。決してしゃぶった物ではありません。^^ なお、つゆの味付けは梅干しの種と塩で行い、醤油は香り付け程度して、色を濃くしないように仕上げます。

 

 

 

 

  

 

 

 こちらが冷やし梅茶漬け風稲庭饂飩です。
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  3分茹でた麺を冷水でがっつり冷やし、同じく冷やしたつゆを張りました。青紫蘇の千切りと削り節を乗せ、梅干しと山葵を使って味に変化を付けながら食べ進みます。暑い日はもちろん、私は冬でもきっりっとした冷やし稲庭をよく頂きます。

 

 

 


 

 

 

 一方、こちらは温かい梅茶漬け風稲庭饂飩。どちらかというと、こちらの方が梅茶漬けの味わいに近いですね。でも、画像だと温かさが伝わりませんね。
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 こちらの麺も、茹で上げたら一度、冷水で締めてから、再度、熱湯に通して熱いつゆに入れます。具はシンプルに、海苔と削り節。冷やしと同じく、梅干しと山葵で味の変化を楽しみます。

 

 

 

 

 

 

 

 この季節は、稲庭饂飩も温冷双方が楽しめますね。
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 冷え性の細君は温かい汁麺で、年中熱血の私は冷やし麺を頂きます。^^ 

 

 

 

 


 

 

 横手の蔵の町、増田町で買ってきた稲庭饂飩のお土産。細君はその美味しさを再認識してくれたようです。いつもはざるうどん風や天ぷらうどんで食べることが多い稲庭ですが、このようなさっぱり系の食べ方の方が稲庭の持つ特性をダイレクトに感じることができるように思います。ツルツル、シコシコの食感は稲庭饂飩の命、温かい汁麺の時でも必ず、一度、冷水で締めてから温め直しましょう。この手間をかけるだけで本当の美味しさを引き出せます。それにつけても、このような繊細な味覚を持つ饂飩がみちのくにあることを、我々みちのく人はもっと誇りに思うべきではないでしょうか。

 

 

 

 

 


 佐藤養助 漆蔵資料館 
           http://www.sato-yoske.co.jp/yousin-an/index.htm

 

 

  • 所在地  :秋田県横手市増田町増田字本町5 
  • 電話        :0182-45-5430
  • 営業時間 :9:00~21:00
  • 定休日    :月曜日
  • 駐車場    :あり

 

 

 

 

 

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