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【兵庫県明石市】魚の棚で昼網の魚と地酒

カテゴリー: 外食:居酒屋・割烹

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 小学生の頃、神戸に住んでいましたので、明石にはよく遊びに来ました。当時は自家用車もなく、当たり前ですが、明石海峡大橋もまだ出来ていないので、淡路島に渡るのに明石駅から500mほど歩いてフェリー乗り場に行きました。その途中に鮮魚店や水産加工品を扱うお店がずらりと並ぶ市場があります。その名は魚の棚商店街うおんたなと読みます。

 

 その歴史は古く、今から400年前の元和3年(1617)、信濃から明石に移封された小笠原忠真明石城を築城するとともに、城下町の町割りを彼の有名な宮本武蔵に担当させたとのことです。仙台もそうですが、町は機能別に区分けされ、材木町や穀町、魚町などが割り当てられていきます。ここ明石魚の棚商店街も当時の魚町だったわけですが、仙台と違って海岸部の町ですので、魚町の規模も違い東西の魚町を合わせて350mにも及びます。

 

 現在、魚の棚と呼ばれていますが、それぞれの魚屋が店の戸板を店の前に敷き、それに魚を並べて販売したからと言われています。今でも、店の前に魚がずらりと並ぶスタイルは基本的に変わっていません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 現代の魚の棚は洒落たアーケード街です。名物のタコタイが至る所に散りばめられています。
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 水産物のお店以外にも、玉子焼き(明石焼き)や天ぷら、お菓子や酒類を扱うお店もあります。とにかく、一日居ても飽きないのです。この商店街の凄いところは、廃業したお店を商店街で買い取って、お客用の休憩所やトイレを設置していることです。観光も意識しているのでしょうけど、余所から来る者にとって、トイレは切実な問題ですからね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 明石と言えば。生ダコと茹でタコの両方が売られています。の名産地だけに、生タコから料理する人も多いのでしょう。
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 地元の研究者に伺ったところ、明石のタコには地付きと渡りがあって、初夏には地付きが旬を迎え、今(秋)は大阪湾から渡ってくる群が漁獲されているそうです。やはり、地付きのタコの方が美味しいとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 アジもカサゴ(がしら)も美味しそうです。瀬戸内海にはメバルはいますが、ソイ類はいません。代わって、カサゴやハタ類が幅を利かせます。
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 もう、お気づきになりましたか。魚のそばに昼網(ひるあみ)の文字が見えます。これは、午前中、水揚げして数時間の内に店舗に並んだ魚の明石です。いや、です。宵越しの魚には昼網は使えません。午前中まで活きていた魚を買える明石の方々は幸せです。

 

 

 


 

 
 
 

 

 

 

 左はカワツエビと呼ばれてました。空揚げが美味しいそうです。そう言えば、明石はくぎ煮が有名でした。
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 いかなご(こうなご)のくぎ(釘)煮は明石の漁協が全国的に有名にさせました。それまではこうなごの佃煮としてマイナーな食品だったのを、一般の家庭でも生コウナゴから作るまでに浸透しました。釘煮と言うのは、煮詰められたコウナゴが曲がって茶色く、古釘に見えるからです。

 


 

 

 

 

 

 

 さて、今晩はひる網の魚やまえもん(前浜物)の魚で兵庫の地酒を頂きましょう。魚の棚にあります魚料理店穂の花さんです。
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 杉板を張り詰めた京都の路地のような雰囲気です。階段を登るとエントランスが見えてきました。

 

 


 

 

 

 

 

 

 ちょっと高そうだなと構えましたが、これを見てほっとしました(クリックで拡大します)。
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 昼網にこだわっているところも気に入りました。でも、トラハゼって何だろう。興味津々です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 店内はちょっと暗めですが、すっきりしていて洗練されています。
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 スタッフが若いのにちょっとビックリ。さて何を食べようかな。

 

 

 


 

 

 

 

 

 まずはお酒ですが、同じ兵庫県内の下村酒造のコレクションが充実してました。
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 まず、奥播磨純米XX(伏せ文字ではなくダブルエックス)から、続いて、奥播磨山廃純米へと飲み進みます。酒処宮城から来たんだぞと自負心がありましたが、どれも美味しい。どちらも味の輪郭がしっかりしていて、濃厚で深いです。でも、後味はスッキリで、好きなタイプのお酒でした。

 

 


 

 

 

 

 

 突き出しに出されたたこの利休和え。塩辛風のたこに利休仕様で擂り胡麻が混ぜてあります。
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このたこの利休和えは、お土産用に販売もされていました。とすると、イイダコを使った加工品ではないでしょうか。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、ひる網の魚を頂きましょう。宮城も漁業が盛んなの大概のものはあります。こちらならではの物を探すのが楽しみです。今日のお薦めにハリイカというのがありました。さっそく、造りをお願いします。
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 細かい仕事がしてありますね。ハリイカとはどうやらコウイカのことのようです。東京ではスミイカと呼んでますね。このようなコウイカの類は仙台湾ではあまり獲れません。身に厚みありますが、スコッとした歯触りが魅力です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 続いて、こちらはカワツエビの空揚げ。昼間、魚の棚で見かけたあのエビです。
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 どうやらサルエビみたいですね。これは仙台湾でもよく獲れます。でも、居酒屋でエビの空揚げというと、例の川エビの空揚げが定番ですね。あれは、オニテナガエビと言って、よく東南アジアで養殖される大型淡水エビの子供なんです。天然物のサルエビの空揚げは絶品でした。

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 そして、こちらが問題のトラハゼです。まるでみちのくのメヒカリの空揚げそっくり。
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 あ、わかりました。これは、ハゼではなく、トラギスの一種であるクラカケギスですね。東京にいた頃、ごく希に釣れることがありましたが、食べられるとは知りませんでした。メヒカリよりは脂が少なくさっぱりとした感じですが、ホクホクとした白身が美味しかったです。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 明石と言いますと、蛸に鯛があまりに有名ですが、仙台湾のようにアナゴやイカナゴ、海苔も名産地でした。仙台方面と違うのは、いわゆる雑魚小魚も大切に食べているところです。以前来た時はカタクチイワシの刺身を頂きましたが、小さい魚体から、丹念に身を削いでよく洗い、上品な刺身にするのです。宮城だとカタクチイワシは釣り餌か加工原料ぐらいにしかなりません。瀬戸内海も仙台湾同様海の幸に恵まれていますが、小魚を大切に食べる習慣が根付いています。これは、是非、見習いたいものです。マグロやカツオだけが魚じゃありません。小魚も美味しいですよ。


 

 

 

 

 

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大名マーク

URL | [ 編集 ] 2009/10/29(木) 07:09:29

サエモンまえもんを喰らうですネ(笑)
それにしても珍しい水産物もサエモンさんに係ると
一発で当てられてしまいますネ
流石です

サエモン

URL | [ 編集 ] 2009/10/29(木) 20:15:29

  大名マークさん お晩です。

 情けないことに、人間の顔は100人位しか覚えられませんが、
魚や貝だと1000種類くらいはいつも頭にストックされています。^^
もう少し、若くてテンション高ければ、宮城の魚君だったのにね。(爆)











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