減量実験開始・・・米減らしの蒟蒻そぼろ
カテゴリー: 料理:農産加工品
血液検査項目 | 我が社の | 今回の検査結果 | 基準範囲* |
LDLコレステロール | 119mg/dl 以下 | 146 | 70~139 |
HDLコレステロール | 40~79 mg/dl | 73 | 30~86 |
中性脂肪 | 30~149 mg/dl | 103 | 29~188 |
γ-GTP | 50IU/L以下 | 52 | 4~68 |
空腹時血糖 | 70~99mg/dl | 105 | 75~105 |
HbA1c | 5.1%以下 | 5.0 | 4.3~5.8 |
* 東京大学医学部附属病院検査部(基準範囲には健康な成人の95%が含まれる)
まず上の表を見て頂きたいと思います。今まで鉄の体を誇ってきた私ですが、とうとう、秋の健康診断リーグ一次予選を突破してしまいました。^^ 正直に言いますと、γ-GTPや血糖値は年々、再検査基準に近づきつつあったのですが、一応、正常範囲内なので気にもしませんでした。ところが、今回、悪玉コレステロール(LDL)が基準範囲を超えてしまったので、神妙にお縄を頂戴して二次検査に望んだ次第です。二次検査はかつて、検査の前日に焼き肉をしこたま食べて、中性脂肪が基準値の4倍位を記録して以来のことです。
二次検査までの間、ちょっとお酒を控えてみたりして、無駄な抵抗を試みたのですが、悪玉コレステロール値だけは基準値オーバーのままでした。そこで、すっかり観念して病院に出向き、お医者様の指導を受けて参りました。まるで、お白砂 にひれ伏して、裁きを待つ下手人の心境でしたよ。^^
医 師:その方、たいそう酒を喰らうようだが、焼酎四合瓶が何日で空くか?
左衛門:へえ、だいたい六日ってところでやしょうか(かなり控えめに)。
医 師:(電卓をたたきながら)七百二十ml÷六日×零.二五(度数)=三十g・・・か。
いかんな、酒精は一日当たり二十gが適量である。それと減量も申しつける。
左衛門:へへぇ~。。。。怖れながら、いかほど減らしたらよござんしょうか?
(ううっ、いったい何キロなんだべ・・・)
医 師:(電卓をたたきながら)三.四Kgだが、おまけして三Kg。
それで、三か月後にまた、裁きを行う。
左衛門:ははぁ~、しかと肝に銘じまする。(だけど、おまけできる代物なんだろう
か・・・)
このような、経過がございまして、私、本日より減量に入ります。ですが、断食するわけではありませんし、禁酒もするとショック死するかもしれませんので節制することに致します。^^ そこで、次のような数値目標と行動計画を宣言いたします。
数値目標:1ヶ月で3Kg減量し、3ヶ月後の再々検査に合格。
(4ヶ月で15Kgのはるな愛に比べれば、なんのこれしき。)
行動計画: ◎ 朝ご飯はお茶碗半分(ただし、増量食品使用・・・後記)
◎ デスクワークの日のランチは弁当とし、おにぎり1個に
おかず少々。
◎ 夜は主食(米や麺)を摂らず、アルコールは適量に。^^
◎ 脂質と糖分はできる限り控える。
◎ 昼休みは時間の許す限り徘徊する。
ただし、何かを絶対食べないとか、何かの効能を過大に信じて食べ続けるようなフードファディズム(food faddism)にはならないよう、満遍なく多くの食品を食べるつもりです。もちろん、外食や宴会も今まで同様こなしますよ。その分は前後の食事で調整すればよいのですから。食べ物に関してはとろけるような意志の弱さなので、こうして、目標と経過を公開することにより、自分に縛りをかけようという魂胆です。従って、毎回の記事ごとに以下のような体の変化を掲載することも誓います。
2009年11月9日現在の余剰体重、体脂肪、BMI
体 重 | 体脂肪率 | BMI |
+3.0 | 22.4 | 25.1 |
体重と体脂肪率はタニタのヘルスメータで入浴・夕食前に測定。
BMIは植村内科クリニックさんのサイトで計算。
あと運動ですねぇ~。今まで通勤で一日一時間くらい歩いていたのですが、車通勤になってからあまり歩かなくなりました。それと週末は次男と一緒に裏山を一時間くらい歩いていたのですが、次男が高齢化により山を嫌うようになって、最近は平地しか散歩に行けません。これらの運動不足を解消するには、とにかく暇をみて歩くしかないですね。
長くなりましたが、今回は朝食の改善です。お茶碗一杯くらいのご飯を食べたって大したことないと思いますが、血糖値も上がってきてますので、これは炭水化物を抑える訓練でもあります。ご飯を半量に減らすとお腹もすぐに空きます。空腹感を感じないように、減量するという虫の良い作戦ですが、減らしたご飯を炭水化物以外で補おうという魂胆です。ただ、素人判断なので決して真似をしないで下さい。^^
増量剤の主材料は、コンニャクか豆腐がベースとなりますが、今回はコンニャクで作ります。
コンニャクは切れ目を入れてよく湯がき、臭みを取っておきます。これと、適当な野菜、多少糖質は含みますがゴボウなどの根菜類が硬さがあって適しています。そして、慣れるまでは鶏の胸肉(皮を除く)かササミも使いましょう。
フープロで硬いものから順に攪拌していきます。
あまり細かくなり過ぎますと、何を食べているかわからなくなって、つまらなくなります。
鶏肉は食べている実感を残したいので、包丁で叩く程度にします。これらを全て鍋に入れて、醤油と日本酒で煮込んでいきます。
少し甘みが欲しいところですが、味醂は使わず我慢します。主食の増量ですので、味付けはごく薄く。おかずは通常通りに食べますので、濃いと塩分の摂り過ぎになります。
出来上がりました減量鶏ゴボウそぼろです。^^
美味しそうでしょ。ただ、あまり多く作りすぎますと、飽きてきますし、味も変わってきますので、日曜夜に金曜日までの5日分(コンニャク1枚または豆腐1丁)を作って使い切り、土日の朝食は気分転換に別な食べ物でコントロールしましょう。薄味ですから、必ず冷蔵庫で保存し、食卓には出さないようにします。
ご飯を半量減らし、その分を減量そぼろで補います。これ美味しくて、2杯食べたくなるのが欠点です。
要するに薄味の鶏ゴボウの炊き込みご飯のような味わいです。食べていると鶏肉の食感はわかるのですが、コンニャクはすっかり紛れて存在が感じられません。ただ、決して美味しく作らないでください。いっぱい食べたくなりますので。^^
この食べ方に慣れれば、包丁で刻んだ粗切りタイプも変化があって美味しいですね。
同じ鶏ゴボウでも、炊き込みご飯にかなり近づいた食感です。コンニャクは薄く3枚に削いでから、ダイスに切ります。切ってから湯がいて臭みを取ります。
こちらは粗切りタイプの変化球です。味に変化を付けないと飽きますからね。慣れてきたら、鶏肉も使いません。
左は鶏肉の代わりに油抜きした油揚げを使ってます。右はカレー粉で味に変化を付けています。カレールーではなくカレー粉です。どちらも油で炒めず、直接、煮込んでいます。鶏肉が入らなくても十分美味しく頂けます。コンニャクの替わりに豆腐でやると炒り豆腐みたいでこれまた美味しいですよ(作り方はこちら)。
さて、このような減量小作戦を始めてみましたが、果たして効果は出るでしょうか。あまり、厳しいことをやっても長続きしませんし、リバウンドも怖いですから・・・。ちょっと、生温いかも知れませんが、データを取りながら経過観察してみます。もちろんブログも今まで同様に続けて参りますので、今後とも生温かく見守って下さいますようお願い申し上げます。 m(..)m
参考までに、一日当たりの適正アルコール摂取量20g(25ml)って、度数ごとに換算すると以下のようになるそうです。え~っ、、たった、こんだけ~ というくらいの量ですね。ビール1本行ってから、日本酒2合なんて夢のまた夢なんですね。きびしいなぁ~。でも、1週間単位にならせば、3日に1度はそれくらい飲めるということですね。^^
1日20gの純アルコールを摂るための度数(種類)別分量
アルコール度数 | 1日摂取量の目安 |
5%(ビール) | 500ml |
7%(酎ハイ) | 357ml |
12%(ワイン) | 200ml |
15%(日本酒) | 163ml |
20%(焼酎) | 125ml |
25%(焼酎) | 100ml |
43%(ウイスキー) | 60ml |
← ランキングに登録中です。クリックでご声援お願い致します。

コメントの投稿